Stratix 10 GX / SX デバイスの概要

ID 683729
日付 10/30/2017
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ドキュメント目次

1.8. インテル® Stratix® 10デバイスのトランシーバー

インテル® Stratix® 10 デバイスは動作可能な最大 96 個の全二重トランシーバー・チャネルを提供します。これらのチャネルは、チープ間、チップ - モジュール、およびバックプレーン・アプリケーションで 1 Gbps から 28.3 Gbps の連続したデータレートを提供します。各デバイスでは、100G インターフェイスおよび C Form-factor Pluggable CFP2/CFP4 光モジュールを駆動するために、トランシーバーの三分の二が最大データレート 28.3 Gbps までコンフィグレーションできます。長距離向けバックプレーン駆動のアプリケーションの場合、アドバンスト・アダプティブ・イコライゼーション回路は 30 dB を超えるシステム損失を等化するために使用されます。

すべてのトランシーバー・チャネルは、専用の Physical Medium Attachment (PMA) と強化された Physical Coding Sublayer (PCS) を備えています。

  • PMA は物理チャネルとの最初のインターフェイス機能を提供します。
  • PCS は、通常、FPGA コア・ファブリックにデータを転送する前にエンコードやデコード、またはワード・アライメントをはじめとする予備的処理を実行します。

各トランシーバー・タイル内において、トランシーバーは 6 つの PMA-PCS にグループ化された 4 つのバンクに配置されています。高度にコンフィグレーションが可能なクロック分配ネットワークを使用すると、各バンク内および各タイル内でさまざまな結合および非結合データレートのコンフィグレーションが可能です。