Agilex™ 7汎用I/Oユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683780
日付 10/07/2024
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ドキュメント目次

2.1. GPIOバンクの概要

GPIOバンクには、上側サブバンクと下側サブバンクが含まれます。
  • 上側サブバンク - ダイの端にあります。ピン・インデックス番号は48から95です。
  • 下側サブバンク - FPGAコアの近くにあります。ピン・インデックス番号は0から47です。

各サブバンクには、4つのI/Oレーンが含まれています。各I/Oレーンには12個のI/Oピンがあります。したがって、各サブバンクには合計48個のシングルエンドI/Oピンまたは24個の真の差動I/Oペアが存在します。

SERDESを使用する場合、各I/Oレーンでは次の目的でSERDESおよびダイナミック・フェーズ・アライメント (DPA) チャネルをサポートします。

  • 3つの専用差動レシーバー入力バッファーペア
  • 3つの専用差動トランスミッター出力バッファーペア

SERDESを使用しない場合は、それぞれの真の差動バッファーをレシーバーまたはトランスミッターとしてコンフィグレーションできます。

  • I/Oレーン内で最大3つの差動レシーバーペア
  • I/Oレーン内で最大6つの差動トランスミッター・ペア

さらに、各サブバンクには次のような専用回路も含まれています。

  • I/O PLL
  • ハード・メモリー・コントローラー
  • オンチップ終端 (OCT) キャリブレーション・ブロック

GPIOバンクの総数は、デバイスパッケージによって異なります。一部のGPIOバンクは、SDMおよびHPS機能ブロックと共有されます。各デバイスパッケージで使用可能なI/Oバンクについては、デバイスのピンアウトファイルを参照してください。