HDMI Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683798
日付 12/04/2023
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ドキュメント目次

6.2. シンク・インターフェイス

次の表は、シンクのポート・インターフェイスの一覧です。
表 61.  シンク・インターフェイス N はクロックあたりのピクセル数です。
インターフェイス ポートタイプ クロックドメイン ポート 入力/出力 詳細
リセット リセット reset 入力 メインの非同期リセット入力
注: リセット入力をアサートすると、SCDCレジスターがリセットされます。
リセット reset_vid 入力 ビデオドメインのリセット入力
注: この信号は、Support FRL = 0の場合にのみ使用することができます。
クロック クロック ls_clk 入力 リンクスピード・クロック入力。

このポートは、Support FRL = 0の場合にのみ使用されます。

out_c(3) out_r(2)out_g(1)、および out_b(0) TMDS/FRLエンコードデータ入力は、このクロック周波数で動作します。

ls_clk 周波数 = レーンあたりのデータレート/ 20

この信号は、TMDSビットレートが最小トランシーバー・データレートを上回っており、オーバーサンプリングが必要ない場合にのみトランシーバー出力クロックに接続されます。

この信号は、TMDSビットレートが最小トランシーバー・データレートを下回っており、オーバーサンプリングが必要な場合に、vid_clk の関係を満たすPLL出力クロックに接続する必要があります。

TMDSモードでは、レーンあたりのデータレートはピクセル周波数と色深度比に相関します。

レーンあたりのデータレート = ピクセル周波数 x 10 x 色深度比

  • 8bpc: 色深度比 = 1
  • 10bpc: 色深度比 = 1.25
  • 12bpc: 色深度比 = 1.5
  • 16bpc: 色深度比 = 2
注: インテル® Quartus® Primeプロ・エディション19.2以前のバージョンでは、ls_clk 信号は3ビット幅です。

詳細は、表 41 を参照してください。

クロック vid_clk 入力 ビデオデータ・クロック入力。

Support FRL = 0の場合、vid_clk 周波数 = レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅/色深度比

  • RGBおよびYCbCr 4:4:4/4:2:2トランスポートの場合: vid_clk 周波数 = (レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅)/色深度比
  • YCbCr 4:2:0トランスポートの場合: vid_clk 周波数 = ((レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅)/色深度比)/2
  • vid_clk は、ls_clk と同期している必要があります。

Support FRL = 1の場合、vid_clk 周波数 = 225MHzです。

  • vid_clk は、すべての解像度とFRLレートにおいて最大周波数で動作します。
  • ビデオデータは、vid_valid 信号によって修飾されます。
  • vid_clk は、ls_clkfrl_clk に対して非同期にすることができます。
クロック frl_clk 入力

FRLパスに供給されるクロック。

FRLのクロック周波数 = (データレート * レーン数) / (クロックあたりのFRL文字数 * 18)

frl_clk は、clk_b に同期している必要があります。

注: レーン数は常に4です。FRLレートが3、4、5、および6の場合、4つのFRLレーンすべてがデータの送信に使用されます。FRLレートが1または2の場合は、3つのFRLレーンのみがデータの送信に使用され、4番目のレーンは使用されません。
クロック clk_b 入力

「青」データチャネルからのトランシーバー・リカバリー・クロック

クロック clk_g 入力

「緑」データチャネルからのトランシーバー・リカバリー・クロック

クロック clk_r 入力

「赤」データチャネルからのトランシーバー・リカバリー・クロック

クロック clk_c 入力

クロック・データチャネルからのトランシーバー・リカバリー・クロック

クロック i2c_clk 入力 Avalon-MM SCDC管理インターフェイス・クロック入力
ビデオデータ・ポート コンジット vid_clk vid_data[N*48-1:0] 出力

ビデオの48ビット・ピクセルデータ出力ポート。クロックあたり N ピクセルの場合、このポートではクロックあたり N * 48ビット・ピクセルを生成します。

コンジット vid_clk vid_de[N-1:0] 出力 ビデオのデータイネーブル出力で、アクティブな画像領域を示します。
コンジット vid_clk vid_hsync[N-1:0] 出力 ビデオの水平同期出力
コンジット vid_clk vid_vsync[N-1:0] 出力 ビデオの垂直同期出力
コンジット vid_clk vid_valid 出力

ビデオデータが有効かを示します。TMDSモードで、vid_clk が実際のピクセルクロックで動作している場合、この信号は常にアサートされます。

実際のピクセルクロックよりも高い周波数でビデオデータを生成する場合は、vid_valid を使用してビデオデータの有効性を修飾します。vid_validvid_clk により、正確なピクセル・クロックレートを保証します。

コンジット vid_clk locked 出力

HDMIシンクコアがTMDSまたはFRL信号にロックされ、レーンデスキューとワード・アライメントが成功していることを示します。

注: locked[2:0] 信号は、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション19.2以前のバージョンでは3ビット幅です。各ビットはTMDSカラーチャネルのロック状態を表します。
コンジット vid_clk vid_lock 出力 vid_de の長さまたは持続時間が3フレームの間一貫している場合にアサートされます。vid_de の長さまたは持続時間が2フレームの間一貫していない場合、この信号はデアサートされます。
TMDS/FRLデータポート 6 コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

in_b[transceiver width-1:0] 入力 TMDSでエンコードされる青のチャネル (0) 入力、もしくはFRLのエンコードチャネル0です。

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる青のチャネル (0) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン0です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

in_g[transceiver width-1:0] 入力 TMDSでエンコードされる緑のチャネル (1) 入力、もしくはFRLのエンコードチャネル1です。

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる緑のチャネル (1) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン1です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

in_r[transceiver width-1:0] 入力 TMDSでエンコードされる赤のチャネル (2) 入力、もしくはFRLのエンコードチャネル2です。

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる赤のチャネル (2) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン2です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット clk_c in_c[transceiver width-1:0] 入力

TMDSモードの場合、この信号は使用されません。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン3です。

Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。

コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

in_lock 入力

HDMI RXコアで動作の準備ができていることを示します。この信号は、トランシーバー・リセット・コントローラーからのレディー信号 (トランシーバーがロックされていることを示す) によって駆動される必要があります。

注: in_lock 信号は、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション19.2以前のバージョンでは3ビット幅です。
デコーダー・ステータスポート コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

ctrl[N*6-1:0] 出力 DVI (mode = 0) ステータス信号は、緑と赤のチャネルのコントロールおよび同期文字を上書きします。
ビットフィールド n=0、1.....N-1

n*6+5

CTL3

n*6+4

CTL2

n*6+3

CTL1

n*6+2

CTL0

n*6+1

予約済み (0)

n*6

予約済み (0)

詳細は、HDMI 1.4b Specification を参照してください。

コンジット

Support FRL = 1: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk[0]

mode 出力

着信TMDS信号のエンコードモードを示します。

  • 0: DVI
  • 1: HDMI

FRLモードでは、この信号は常に1です。

リンク・トレーニングのコントロールおよびステータスポート コンジット i2c_clk scdc_frl_ffe_levels[3:0] 入力 現在のFRLレートにおいてソースでサポートする最大TxFFEレベルを示します。これらのビットは、SCDCシンク・コンフィグレーション・レジスター0x31、ビット4から7に対応します。
コンジット i2c_clk scdc_frl_rate[3:0] 出力

RXコアが動作しているFRLレート (リンクレートとレーン数) を示します。

  • 0: FRLは無効です
  • 1: 3レーンで、1レーンあたり3Gbpsの固定レートリンク
  • 2: 3レーンで、1レーンあたり6Gbpsの固定レートリンク
  • 3: 4レーンで、1レーンあたり6Gbpsの固定レートリンク
  • 4: 4レーンで、1レーンあたり8Gbpsの固定レートリンク
  • 5: 4レーンで、1レーンあたり10Gbpsの固定レートリンク
  • 6: 4レーンで、1レーンあたり12Gbpsの固定レートリンク
コンジット i2c_clk scdc_frl_locked[3:0] 出力

それぞれのビットは、対応するFRLレーンがロックを達成していることを示します。

  • 3レーンモードでは、RXコアは、SRまたはSSBとそれに続く680 FRL文字周期を検出し、それが3回繰り返された場合にロックビットをアサートします。ビット3は3レーンモードではアサートされません。
  • 4レーンモードでは、RXコアは、SRまたはSSBとそれに続く510文字周期を検出し、それが3回繰り返された場合にロックビットをアサートします。
コンジット i2c_clk scdc_frl_ltp_req[15:0] 入力

SCDCステータスフラグの0x41および0x42に書き込み、特定のリンク・トレーニング・パターンを送信するようにソースに要求します。scdc_frl_ltp_req[15:0] を0x0000に設定し、リンク・トレーニング・プロセスが通過するようにします。

  • ビット [15:12]: レーン3のリンク・トレーニング・パターン (SCDCステータスフラグ0x42、ビット [7:4])
  • ビット [11:8]: レーン2のリンク・トレーニング・パターン (SCDCステータスフラグ0x42、ビット [3:0])
  • ビット [7:4]: レーン1のリンク・トレーニング・パターン (SCDCステータスフラグ0x41、ビット [7:4])
  • ビット [3:0]: レーン0のリンク・トレーニング・パターン (SCDCステータスフラグ0x41、ビット [3:0])
  • デフォルトでは、このポートは無効になっています。シンクでは常にリンク・トレーニング・パターンの0x5678を要求します。他のリンク・トレーニング・パターンを有効にするには、営業担当までお問い合わせください。
  • シンクはFFEをサポートしていません。パターン0xEEEEはサポートされません。
  • シンクのリンク・トレーニング・プロセスが他のFRLレートに自動的に変わることはありません。パターン0xFFFFはサポートされていません。
コンジット i2c_clk scdc_frl_flt_ready 入力

HDMI RXコアでリンク・トレーニング・プロセスの準備ができたら、このビットを1に設定します。アサートされると、FLT_Ready ビット (SCDCステータスフラグ0x40、ビット6) が1に設定され、FRL開始フラグがクリアされます。また、リンク・トレーニング・プロセスに向けてFLT更新フラグが設定されます。

コンジット i2c_clk scdc_frl_src_test_config[7:0] 入力

Source Test Configurationレジスター (SCDCレジスター0x35) をコンフィグレーションします。

  • ビット7: FRL_Max
  • ビット6: SDC_FRL_Max
  • ビット5: FLT_no_timeout
  • ビット4: 予約済み
  • ビット3: TxFFE_No_FFE
  • ビット2: TxFFE_De_Emphasis_only
  • ビット1: TxFFE_Pre_Shoot_Only
  • ビット0: 予約済み
これらのビットに関しては、HDMI 2.1 Specifications10.4.1.6.1 Source Test Configuration Request のセクションを参照してください。
SCDCコントロール・ポート コンジット i2c_clk in_5v_power 入力 5Vの入力電圧の存在を検出します。
コンジット i2c_clk rx_hpd_req 出力 ホットプラグ検出 (HPD) ステータスを示します。この信号は、HDMIコネクターのHPDピンに駆動する必要があります。
  • シンクは、in_5v_power がLowの場合、またはリセット後に rx_hpd_req をデアサートします。
  • シンクは、in_5v_power が検出されてから1秒後、またはリセット後に rx_hpd_req をアサートします。
  • HPDの期間を変更する場合は、営業担当までお問い合わせください。
コンジット i2c_clk TMDS_Bit_clock_Ratio 出力

TMDSビットレートが3.4Gbpsを上回るかを示します。

  • 0: (TMDSビットレート) / (TMDSクロックレート) 比は10、またはFRLモード
  • 1: (TMDSビットレート) / (TMDSクロックレート) 比は40
Avalon-MM SCDC管理インターフェイス 7 Avalon®メモリーマップド・インターフェイス i2c_clk scdc_i2c_addr[7:0] 入力 アドレス
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス i2c_clk scdc_i2c_r 入力 アサートされると、読み出し転送を示します。
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス i2c_clk scdc_i2c_rdata[7:0] 出力 読み出し転送に応答してコアから駆動されるデータ
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス i2c_clk scdc_i2c_w 入力 アサートされると、書き込み転送を示します。
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス i2c_clk scdc_i2c_wdata[7:0] 入力 書き込み転送のデータ
補助データポート (Support auxiliary パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) コンジット aux_clk aux_valid 出力 補助データチャネルのValid出力で、データを修飾します。
コンジット aux_clk aux_data[71:0] 出力 補助データチャネル・データ出力。

ビットフィールドに関しては、図 52 を参照してください。

コンジット aux_clk aux_sop 出力 補助データチャネルのStart-of-Packet出力で、パケットの開始を示します。
コンジット aux_clk aux_eop 出力 補助データチャネルのEnd-of-Packet出力で、パケットの終了をマークします。
コンジット aux_clk aux_error 出力 補助データチャネルのCRCエラーがある場合にアサートされます。
補助ステータスポート (Support auxiliary パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) 8 コンジット aux_clk gcp[5:0] 出力 汎用コントロール・パケット出力。

ビットフィールドに関しては、表 23 を参照してください。

コンジット aux_clk

info_avi[122:0] (Support FRL = 1)

info_avi[111:0] (Support FRL = 0)

出力 Auxiliary Video Information InfoFrame出力。

ビットフィールドに関しては、表 24 を参照してください。

コンジット aux_clk info_vsi[60:0] 出力 Vendor Specific Information InfoFrame出力。
ビットフィールドに関しては、表 26 を参照してください。
補助メモリー・インターフェイス (Support auxiliary パラメーターを有効にしている場合のみ適用される) 8 コンジット aux_clk aux_pkt_addr[6:0] 出力 補助パケット・メモリー・バッファー・アドレス出力
コンジット aux_clk aux_pkt_data[71:0] 出力 補助パケット・メモリー・バッファー・データ出力
コンジット aux_clk aux_pkt_wr 出力 補助パケット・メモリー・バッファー書き込みストローブ出力
オーディオポート (Support auxiliary および Support audio パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) 8 コンジット aux_clk audio_CTS[19:0] 出力 オーディオCTS値出力
コンジット aux_clk audio_N[19:0] 出力 オーディオN値出力
コンジット aux_clk audio_data[255:0] 出力 オーディオデータ出力。

オーディオチャネルの値に関しては、表 40 を参照してください。

コンジット aux_clk audio_de 出力 オーディオデータのValid出力
コンジット aux_clk audio_metadata[164:0] 出力 3DオーディオとMSTオーディオに関する追加情報。

ビットフィールドに関しては、表 29表 30、および表 31 を参照してください。

コンジット aux_clk audio_format[4:0] 出力 3Dオーディオのステータスと検出されたオーディオ形式を示します。
ビットフィールド 詳細
4 コアによってアサートされ、各3Dオーディオサンプルの最初の8チャネルを示します。
3:0

ビットフィールドに関しては、表 27 を参照してください。

 
コンジット aux_clk audio_info_ai[47:0] 出力 Audio InfoFrame出力バンドル。

ビットフィールドに関しては、表 28 を参照してください。

PHYコントロール・インターフェイス・ポート コンジット

Support FRL: clk_b

Support FRL = 0: ls_clk

os 入力

コアに対して、現在受信しているデータレートではダウンサンプリング (係数5) が必要なことを示します。

この信号は、受信しているTMDSビットレートが1Gbps未満の場合にアサートされます。

I2Cスレーブ・インターフェイス・ポート コンジット i2c_scl 入力

HDMIコネクターのI2CバスからのSCL信号。

この信号は、Include I2C パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。

コンジット i2c_sda 入出力

HDMIコネクターのI2CバスからのSDA信号。

この信号は、Include I2C または Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。

コンジット i2c_sda_in 入力 HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドからのSDA入力信号。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
コンジット i2c_sda_oe 出力

HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドへのSDA出力イネーブル信号。

1: SDAはLowに引き下げられます。

0: 出力バッファーはトライステートで、SDAは外部でHighに引き上げられます。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
  i2c_clk edid_i2cslv_rdata[7:0] 入力

この信号は、EDID RAMの出力 q ポートに接続します。この信号は、RAMの特定のアドレスの値を内部のI2Cスレーブに返します。

この信号は、Include I2C パラメーターをオンにし、Include EDID RAM パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。

コンジット i2c_clk edid_i2cslv_addr[31:0] 出力

この信号は、EDID RAMの出力 address ポートに接続します。この信号は、I2CスレーブでRAMにアクセスするアドレスを示します。

この信号は、Include I2C slave パラメーターをオンにし、Include EDID RAM パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。

コンジット i2c_clk tmds_config_trans_det 出力

SCDCアドレスオフセット0x20 (TMDSコンフィグレーション) に対する新しい書き込み操作があることを示します。

この信号をリコンフィグレーション・コントローラーに接続し、リコンフィグレーション・フローを再開します。

この信号は、Include I2C パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。

EDID RAMインターフェイス・ポート コンジット i2c_clk edid_ram_access 入力

この信号は、EDID RAMに対する読み出しまたは書き込み時にアサートします。読み出しまたは書き込み操作が完了したら、この信号をデアサートします。

この信号をアサートすると、ソースへのHPDイベントがトリガーされます。この信号をデアサートすると、ソースは直前にRAMに書き込まれた新しいEDIDを読み取ります。

この信号は、Include EDID RAM パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。

Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_address 入力

EDID RAMへの Avalon® メモリーマップド・インターフェイス。これらの信号は Avalon® メモリーマップド・マスター (NIOSなど) に接続し、EDID RAMに対する読み出しおよび書き込み操作を行います。

これらの信号は、Include EDID RAM パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。

Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_read 入力
Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_write 入力
Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_waitrequest 出力
Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_readdata[7:0] 出力
Avalon® -MM i2c_clk edid_ram_writedata[7:0] 入力
AXI4-Streamビデオ (Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される) AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_out_tvalid 出力 AXI4-Streamビデオ・インターフェイス。転送プロトコルはAXI4-Stream形式に従っています (フルバリアント)。詳細は、Intel FPGA Streaming Video Protocol Specification に示されています。関連情報のリンクを参照してください。
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_out_tready 入力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_out_tlast 出力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_out_tuser 出力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_out_tdata 出力
AXI4-Stream補助 (Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される) AXI4 Stream mgmt_clk axi4s_aux_out_tvalid 出力 AXI4-Stream補助インターフェイス。AXI4-Stream補助転送プロトコルについては、RX AXI4-Stream補助ブリッジのセクションを参照してください。
AXI4 Stream mgmt_clk axi4s_aux_out_tready 入力
AXI4 Stream mgmt_clk axi4s_aux_out_tlast 出力
AXI4 Stream mgmt_clk axi4s_aux_out_tuser 出力
AXI4 Stream mgmt_clk axi4s_aux_out_tdata 出力

Avalon Memory-Mappedコントロール

(Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される)
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_write 入力 Avalon®メモリーマップド・インターフェイスで、HDMI RXコアAvalonメモリーマップド・デマルチプレクサーにアクセスします。EDID RAM、HDMIシンクレジスター、Clocked Video to AXI4-Streamコンバーター、HDCP (将来的な使用目的で予約されている) への読み出しまたは書き込みアクセスを提供します。この Avalon®メモリーマップド・インターフェイスのアドレス指定モードは、ダブルワード・アドレス指定です。
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_read 入力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_address 入力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_writedata 入力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_readdata 出力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_waitrequest 出力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_debugaccess 入力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_lock 入力
Avalon® -MM mgmt_clk av_mm_control_byteenable 出力
HDCPポート (Support HDCP 2.3 または Support HDCP 1.4 パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) リセット hdcp_reset 入力 メイン非同期リセット
クロック hdcp_i2c_clk 入力

コントロールおよびステータスレジスターのHDCPクロック。

通常、I2Cスレーブクロック (100MHz) を共有します。

crypto_clk 入力

認証および暗号化レイヤーのHDCP 2.3クロック。

最大200MHzの周波数の任意のクロックを使用することができます。

HDCP 1.4には適用されません。

注: クロック周波数により、認証遅延が決定します。
rpt_msg_clk 入力

コントロールおよびステータスレジスター・レイヤーのRepeaterレジスターのHDCPクロック。

通常、リピーター・ダウンストリームのNios IIプロセッサーを駆動するクロック (100MHz) を共有します。

SUPPORT_REPEATER パラメーターをオンにしている場合にのみ使用できます。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス hdcp_i2c_clk hdcp_i2c_addr[7:0] 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートで、HDCPレジスターへのアクセスを提供します。

HDMIアプリケーションでは、I2Cスレーブでこのポートを駆動する必要があります。

hdcp_i2c_wr 入力
hdcp_i2c_rd 入力
hdcp_i2c_wrdata[7:0] 入力
hdcp_i2c_rddata[7:0] 出力
コンジット hdcp_i2c_clk i2c_stop_det 入力 この信号をアサートし、各I2Cコマンドの停止状態を示します。
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス rpt_msg_clk rpt_msg_addr[7:0] 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートで、Repeaterレジスターへのアクセスを提供します。主に、Receiver ID List および RxInfo で使用します。このインターフェイスは、リピーター・ダウンストリームのNios IIプロセッサー・クロック・ドメインで動作することが想定されています。

メッセージのビット部分が非常に大きいため、IPは完全なハンドシェイク・メカニズムを使用してバーストモードでメッセージを転送します。書き込み転送の待機時間は常に0サイクルです。読み出し転送の待機時間は1サイクルです。

アドレス指定は、プラットフォーム・デザイナー・フローではワードアドレス指定でアクセスする必要があります。例えば、Nios IIソフトウェアで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

rpt_msg_wr 入力
rpt_msg_rd 入力
rpt_msg_wrdata[31:0] 入力
rpt_msg_rddata[31:0] 出力
コンジット (Key) crypto_clk kmem_wait 入力

この信号は、キーを読み出す準備ができるまで常にアサートしている状態にします。

この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

kmem_rdaddr[7:0] (HDCP 2.3)

kmem_rdaddr[13:8] (HDCP 1.4)

出力 キー読み出しアドレスバス。

この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

kmem_q[31:0] (HDCP 2.3)

kmem_q[87:32] (HDCP 1.4)

入力

読み出し転送の32ビット (HDCP 2.3) または56ビット (HDCP 1.4) データ。

読み出し転送にはかならず1サイクルの待機時間があります。

この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス hdcp_i2c_clk hdcp1_kmem_wr 入力

Avalon-MMスレーブポートでは、内部HDCP 1.4キーストレージへの書き込みアクセスを提供します。書き込み転送の待機時間は常に0です。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターは、プラットフォーム・デザイナー・フローでのアドレス指定をワードアドレス指定としてアクセスします。

例えば、 Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

これらの信号は、Support HDCP Key Management パラメーターおよび Support HDCP 1.4 パラメーターをオンにしている場合にのみ使用できます。

hdcp1_kmem_wrdata[31:0] 入力
hdcp1_kmem_addr[6:0] 入力
Avalon®メモリーマップド・インターフェイス hdcp_i2c_clk hdcp2_kmem_wr 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートでは、内部HDCP 2.3キーストレージへの書き込みアクセスを提供します。書き込み転送の待機時間は常に0です。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターは、プラットフォーム・デザイナー・フローでのアドレス指定をワードアドレス指定としてアクセスします。

例えば、 Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

これらの信号は、Support HDCP Key Management パラメーターおよび Support HDCP 2.3 パラメーターをオンにしている場合にのみ使用できます。

hdcp2_kmem_wrdata[31:0]

Avalon®

入力
hdcp2_kmem_addr[7:0] 入力
コンジット ls_clk hdcp1_enabled 出力 この信号は、着信ビデオと補助データがHDCP 1.4で暗号化されている場合に、IPによってアサートされます。
hdcp2_enabled 出力 この信号は、着信ビデオと補助データがHDCP 2.3で暗号化されている場合に、IPによってアサートされます。
streamid_type 出力
  • 0: 受信しているストリームタイプは0です。
  • 1: 受信しているストリームタイプは1です。
hdcp_i2c_clk hdcp1_disable 入力 この信号をアサートすると、HDCP 1.4 IPが無効になります。
注: この信号をトグル後に、HDCP IPをリセットし (hdcp_reset)、ホットプラグ・イベントをトリガーする必要があります。
hdcp2_disable 入力 この信号をアサートすると、HDCP 2.3 IPが無効になります。
注: この信号をトグル後に、HDCP IPをリセットし (hdcp_reset)、ホットプラグ・イベントをトリガーする必要があります。
6 オーバーサンプリングが不要な場合は、トランシーバー・データ出力に接続します。オーバーサンプリングが必要な場合は、トランシーバー・データ出力に接続する前に、このポートをDCFIFOとオーバーサンプリング・ユーザーロジックに接続する必要があります。詳細は、シンクのクロックツリー を参照してください。
7 アドレスおよびデータのビットマッピングに関しては、HDMI 2.0b Specification Section 10.4 を参照してください。
8

aux_clk = ls_clk (Support FRL = 0)

aux_clk = vid_clk (Support FRL = 1)