MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683431
日付 2/21/2017
Public
ドキュメント目次

2.1.8. 非同期クリアー

RAM: 1-PORTおよびRAM: 2-PORT IP コアを使用して、ロジカルメモリーごとに非同期クリアーを選択的にイネーブルすることができます。

M9Kブロックは、次の非同期クリアーをサポートします。

  • 読み出しアドレスレジスター:読み出し動作中に非同期クリアーを読み出しアドレスレジスターにアサートすると、メモリーの内容が破損する可能性があります。
  • 出力レジスター:非同期クリアーを出力レジスターに適用すると、非同期クリアー信号は出力レジスターをクリアーし、即時にそれを確認することができます。RAMが出力レジスターを使用しない場合でも、出力ラッチの非同期クリアー機能を使用してRAM出力をクリアーすることができます。
  • 出力ラッチ
注: 読み出しアドレスレジスター以外の入力レジスターはサポートされません。
図 6. 出力ラッチの非同期クリアーの波形