MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683431
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

2.1.5. バイトイネーブル

  • RAMとして実装されるメモリーブロックは、バイトイネーブルをサポートします。
  • バイト・イネーブル・コントロールは、データの特定のバイトのみが書き込まれるよう入力データをマスクします。書き込まれないバイトは以前に書き込まれた値を保持します。
  • 書き込みイネーブル(wren)信号は、バイトイネーブル(byteena)信号と共にRAMブロック上の書き込み動作を制御します。デフォルトでは、byteena信号は High(イネーブル)となっており、書き込み動作はwren信号によってのみ制御されます。
  • バイト・イネーブル・レジスターはclearポートを有しません。
  • M9Kブロックは、書き込みポートのデータ幅が ×16、×18、×32、または ×36 ビットのときにバイトイネーブルをサポートします。
  • バイトイネーブルは 1 ホット形式で動作します。byteena信号のLSBはデータバスの LSB に対応します。たとえば、byteena = 01でRAMブロックを ×18 モードで使用している場合、data[8:0]がイネーブルされ、data[17:9]がディスエーブルされます。同様に、byteena = 11の場合、data[8:0]data[17:9]の両方がイネーブルされます。
  • バイトイネーブルはアクティブ High です。