MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683431
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

5.2. MAX® 10デバイスのRAM: 2-Port IP コア信号(トゥルー・デュアルポートRAM)

表 17.  RAM: 2-Port IP コア入力信号(トゥルー・デュアルポートRAM)
信号 必須 説明
data_a オプション メモリーのポートAへのデータ入力。operation_modeパラメーターを以下の値のいずれかに設定する場合、data_aポートが必要です。
  • SINGLE_PORT
  • DUAL_PORT
  • BIDIR_DUAL_PORT
address_a あり メモリーのポートAへのアドレス入力。すべての動作モードにaddress_aポートが必要です。
wren_a オプション address_aポートの書き込みイネーブル入力。operation_modeパラメーターを以下の値のいずれかに設定する場合、wren_aポートが必要です。
  • SINGLE_PORT
  • DUAL_PORT
  • BIDIR_DUAL_PORT
data_b オプション メモリーのポートBへのデータ入力。operation_modeパラメーターをBIDIR_DUAL_PORTに設定する場合、data_bポートが必要です。
address_b オプション メモリーのポートBへのアドレス入力。operation_modeパラメーターを以下の値に設定する場合、address_bポートが必要です。
  • DUAL_PORT
  • BIDIR_DUAL_PORT
wren_b あり address_bポートの書き込みイネーブル入力。operation_modeパラメーターをBIDIR_DUAL_PORTに設定する場合、wren_bポートが必要です。
clock あり 以下のリストは、どのメモリークロックをclockポートに接続する必要があるのか、また異なるクロックモードでのポート同期について説明しています。
  • シングル・クロック—シングル・ソース・クロックをclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソースクロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—書き込みクロックをclockポートに接続します。data_aポート、address_aポート、wren_aポート、およびbyteena_aポートなどの書き込み動作に関連するすべてのレジスターされたポートは、書き込みクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—入力クロックをclockポートに接続します。レジスターされたすべての入力ポートは、入力クロックで同期化されます。
  • 独立クロック—ポートAクロックをclockポートに接続します。ポートAのレジスターされたすべての入力および出力ポートは、ポートAクロックで同期化されます。
inclock あり 以下のリストは、どのメモリークロックをinclockポートに接続する必要があるのか、また異なるクロックモードでのポート同期について説明しています。
  • シングル・クロック—シングル・ソース・クロックをinclockポートとoutclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソースクロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—書き込みクロックをinclockポートに接続します。dataポート、wraddressポート、wrenポート、およびbyteenaポートなどの書き込み動作に関連するレジスターされたすべてのポートは、書き込みクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—入力クロックをinclockポートに接続します。レジスターされたすべての入力ポートは、入力クロックで同期化されます。
outclock あり 以下のリストは、どのメモリークロックをoutclockポートに接続する必要があるのか、また異なるクロックモードでのポート同期について説明しています。
  • シングル・クロック—シングル・ソース・クロックをinclockポートとoutclockポートに接続します。レジスターされたすべてのポートは、同じソースクロックで同期化されます。
  • 読み出し/書き込み—読み出しクロックをoutclockポートに接続します。rdaddressポート、rdrenポート、およびqポートなどの読み出し動作に関連するレジスターされたすべてのポートは、読み出しクロックで同期化されます。
  • 入力/出力—出力クロックをoutclockポートに接続します。レジスターされたqポートは、出力クロックで同期化されます。
rden_a オプション address_aポートの読み出しイネーブル入力。rden_aポートは、選択したメモリーモードとメモリーブロックに応じてサポートされます。
rden_b オプション address_bポートの読み出しイネーブル入力。rden_bポートは、選択したメモリーモードとメモリーブロックに応じてサポートされます。
byteena_a   data_aポートをマスクするためのバイトイネーブル入力。data_aポートをマスクすることにより、データの特定のバイト、ニブル、またはビットのみが書き込まれます。byteena_aポートは以下の条件ではサポートされません。
  • implement_in_lesパラメーターがONに設定される。
  • operation_modeパラメーターがROMに設定される。
addressstall_a オプション addressstall_aポートが High である間、address_aポートの以前のアドレスを保持するためのアドレス・クロック・イネーブル入力。
addressstall_b オプション addressstall_bポートが High である間、address_bポートの以前のアドレスを保持するためのアドレス・クロック・イネーブル入力。
表 18.  RAM: 2-Prot IP コア出力信号(トゥルー・デュアル・ポートRAM)
信号 必須 説明
q_a あり メモリーのポートAからのデータ出力。operation_modeパラメーターを以下の値のいずれかに設定する場合、q_aポートが必要です。
  • SINGLE_PORT
  • BIDIR_DUAL_PORT
  • ROM
q_a ポートの幅はdata_aポートの幅と等しいものである必要があります。
q_b あり メモリーのポートBからのデータ出力。 operation_modeパラメーターを以下の値に設定する場合、q_bポートが必要です。
  • DUAL_PORT
  • BIDIR_DUAL_PORT
q_bポートの幅はdata_bポートの幅と等しいものである必要があります。