インテルのみ表示可能 — GUID: eis1395888037186
Ixiasoft
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2.4.3. 最大ブロック深度の設定
Set the maximum block depthパラメーターにより、使用する専用メモリーブロックの最大ブロック深度の設定が可能となります。メモリーブロックは必要な最大ブロック深度に分割ができます。たとえば、M9Kブロックの容量が 9,216 ビットの場合、各アドレスが 1 ビット(8K × 1)を保存できるデフォルトのメモリー深度は 8 Kです。最大ブロック深度を 512 に設定する場合、M9Kブロックは 512 の深さに分割され、各アドレスは最大 18 ビット(512 × 18)を保存することができます。
このパラメーターを使用してデバイスにおける消費電力を節約し、使用されるメモリーブロックの数を削減します。ただし、このパラメーターは LE の数を増加させ、デザインの性能に影響を与えることもあります。
RAMが浅くスライスされる場合、ダイナミック消費電力量が減少します。ただし、深度 256 のRAMブロックでは、追加の LE によって使用される電力がより浅いスライスによって得られるパワーゲインを上回ります。
最大ブロック深度は 2 のべき乗である必要があり、有効な値はそれぞれの専用メモリー・ブロックで異なります。
次の表は、M9Kメモリーブロックの最大ブロック深度の有効範囲をリストにしています。
メモリーブロック | 有効範囲 |
---|---|
M9K | 256 - 8 K。最大ブロック深度は 2 のべき乗である必要があります。 |
最大ブロック深度に有効でない値を入力した場合、IP パラメーター・エディターにエラーメッセージが表示されます。Intelは、適切な最大ブロック深度が分からない場合やこの設定がデザインに重要でない場合は、Set the maximum block depthパラメーターの値をAutoに設定することを推奨します。Auto設定はコンパイラをイネーブルし、メモリーの内部メモリーブロックのタイプに適したポート幅コンフィグレーションの最大ブロック深度を選択します。