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1. MAX® 10エンベデッド・メモリーの概要
2. MAX® 10エンベデッド・メモリーのアーキテクチャーと機能
3. MAX® 10エンベデッド・メモリーのデザイン検討事項
4. RAM: 1-PORT IP コア・リファレンス
5. RAM: 2-PORT IP コア・リファレンス
6. ROM: 1-PORT IPコア・リファレンス
7. ROM: 2-PORT IPコア・リファレンス
8. シフトレジスター(RAMベース)IP コア・リファレンス
9. FIFO IPコア・リファレンス
10. ALTMEMMULT IPコア・リファレンス
11. MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイドの追加情報
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9.2. MAX® 10デバイスのFIFO IPコアのパラメーター
パラメーター | HDL パラメーター | 説明 |
---|---|---|
How wide should the FIFO be? | lpm_width | SCFIFOモードとDCFIFOモードのFIFO IPコアのdataポートおよびqポートの幅を指定します。DCFIFO_MIXED_WIDTHSモードのFIFO IPコアでは、このパラメーターはdataポートの幅のみを指定します。 |
Use a different output width 1 | lpm_width_r | DCFIFO_MIXED_WIDTHSモードのFIFO IPコアのqポートの幅を指定します。 |
Usedw[] | lpm_widthu | SCFIFOモードのFIFO IPコアのusedwポートの幅、あるいはDCFIFOモードのFIFO IPコアのrdusedwおよびwrusedwポートの幅を指定します。DCFIFO_MIXED_WIDTHSモードのFIFO Ipコアでは、wrusedwポートの幅のみを表します。wrusedwポートの幅のみを表します。 |
How deep should the FIFO be? | lpm_numwords | 必要なFIFOの深度を指定します。値は4以上でなければなりません。割り当てられる値は、2LPM_WIDTHUの式に準拠している必要があります。 |
Which kind of read access do you want with the rdreq signal? | lpm_showahead | FIFOが通常の同期FIFOモードであるのか、show-aheadモード同期FIFOモードであるのかを指定します。通常の同期FIFOモードでは、rdreqポートがアサートされる場合、FIFO IP コアはこのポートを読み出し動作のみを実行する通常の読み出し要求として扱います。show-ahead モード同期FIFOモードでは、FIFO IP コアはrdreq信号をアサートせずに、rdreqをFIFO IP コア内の有効なデータの最初のワードを自動的に出力する読み出し確認として扱います(emptyまたはrdemptyポートがLowのとき)。rdreq信号をアサートすると、可能な場合、FIFO IPコアが次のデータ・ワードを出力します。このパラメーターをオンにすると、パフォーマンスが低下することがあります。 |
Do you want a common clock for reading and writing the FIFO? | lpm_type | LPM(Library of Parameterized Modules)のエンティティー名を識別します。値はSCFIFOとDCFIFOです。 |
Disable overflow checking. Writing to a full FIFO will corrupt contents | overflow_checking | FIFO IP コアがフルのとき、wrreqポートをディスエーブルするオーバーフローのチェックのための保護回路をイネーブルするかどうかを指定します。このパラメーターは、デフォルトでイネーブルされています。 |
Disable underflow checking. Reading from an empty FIFO will corrupt contents. | underflow_checking | FIFO IPコアが空のとき、rdreqポートをディスエーブルするアンダーフローのチェックのための保護回路をイネーブルするかどうかを指定します。このパラメーターは、デフォルトでイネーブルされています。空のSCFIFOモードからの読み出しによって予測不可能な結果が起こり得ることに注意してください。 |
Add an extra MSB to usedw 2 | add_usedw_msb_bit | rdusedwおよびwrusedwポートの幅を 1 ビットずつ増大させます。幅を大きくことによって、FIFO IPコアがフルのとき、ゼロにロールオーバーすることを防ぎます。このパラメーターは、デフォルトでディスエーブルされています。 |
How many sync stages? 2 | rdsync_delaypipe | クロス・クロック・ドメインにおける同期ステージ数を指定します。rdsync_delaypipe パラメーターの値は、同期ステージを書き込みコントロール・ロジックから読み出しコントロール・ロジックに関連させます。wrsync_delaypipe パラメーターの値は、同期ステージを読み出しコントロール・ロジックから書き込みコントロール・ロジックに関連させます。クロックが同期化されていない場合はこれらのパラメーターを使用して同期ステージの数を設定し、clocks_are_synchronized パラメーターをFALSEに設定します。実装されている実際の同期ステージは、ターゲットのデバイスに応じて割り当てられたパラメーターの値に多様に関連します。 |
How many sync stages? 2 | wrsync_delaypipe | クロス・クロック・ドメインにおける同期ステージ数を指定します。rdsync_delaypipe パラメーターの値は、同期ステージを書き込みコントロール・ロジックから読み出しコントロール・ロジックに関連させます。wrsync_delaypipe パラメーターの値は、同期ステージを読み出しコントロール・ロジックから書き込みコントロール・ロジックに関連させます。クロックが同期化されていない場合はこれらのパラメーターを使用して同期ステージの数を設定し、clocks_are_synchronized パラメーターをFALSEに設定します。実装されている実際の同期ステージは、ターゲットのデバイスに応じて割り当てられたパラメーターの値に多様に関連します。 |
Implement FIFO storage with logic cells only, even if the device contains memory blocks. | use_eab | FIFO IP コアがRAMブロックを使用して構成されるかどうかを指定します。デフォルトでは、このパラメーターはディスエーブルされています。このパラメーターをオフにすると、What should the memory block type beパラメーターに割り当てられたメモリーブロックのタイプに関係なく、FIFO IP コアはロジックエレメントに実装されます。 |
Add circuit to synchronize ‘aclr’ input with ‘wrclk’ 2 | write_aclr_synch | wrclkクロックによってaclrポートを内部的に同期させる回路を追加するかどうかを指定します。この回路を追加すると、FIFO IPコアを破損し得るwrreqポートとaclrポート間の競合状態を防ぐことができます。デフォルトでは、このパラメーターはディスエーブルされています。 |
Add circuit to synchronize ‘aclr’ input with ‘rdclk’ | read_aclr_synch | rdclkクロックによってaclrポートを内部的に同期させる回路を追加するかどうかを指定します。この回路を追加すると、FIFO IPコアを破損し得るrdreqポートとaclrポート間の競合状態を防ぐことができます。デフォルトでは、このパラメーターはディスエーブルされています。 |
Which type of optimization do you want? 2 | clocks_are_synchronized | 書き込みクロックと読み出しクロックが同期化されるかどうかを指定します。これにより、FIFOの動作を安定させるために追加される内部同期ステージ数を決定します。値はTRUEとFALSEです。省略する場合、デフォルト値はFALSEです。書き込みクロックと読み出しクロックが常に同期され、互いの倍数になる場合のみパラメーターをTRUEに設定する必要があります。それ以外の場合は、メタスタビリティーの問題を防ぐため、このパラメーターをFALSEに設定します。クロックが同期化されない場合はこのパラメーターをFALSEに設定し、rdsync_delaypipe および wrsync_delaypipe パラメーターを使用して必要な同期ステージ数を決定します。 |
What should the memory block type be | ram_block_type | 使用するターゲット・デバイスのメモリーブロックを指定します。設定したRAMコンフィグレーションに基づいた適切な実装を取得するには、このパラメーターを無視するとによって Quartus® Primeソフトウェアが自動的にメモリータイプを選択することを可能にし、Implement FIFO storage with logic cells only, even if the device contains memory blocks.パラメーターをオンにします。これにより、必要なFIFOの深度に基づいて使用可能なメモリーリソースにメモリー機能を配置するにあたって、コンパイラの柔軟性が増します。 |
Would you like to register the output to maximize the performance but use more area? 3 | add_ram_output_register | q 出力をレジスターするかどうかを指定します。値はYes (best speed)とNo (smallest area)です。デフォルト値はNo (smallest area)です。 |
Becomes true when usedw[] is greater than or equal to: 3 | almost_full_value | almost_full ポートのスレッショルド値を設定します。FIFO IP コアに格納されているワード数がこの値以上になる場合、almost_full ポートがアサートされます。 |
Almost full 3 | ||
Almost empty 3 | almost_empty_value | almost_empty ポートのスレッショルド値を設定します。FIFO IP コアに格納されているワード数がこの値未満になる場合、almost_empty ポートがアサートされます。 |
Becomes true when usedw[] is less than: 3 | ||
Currently selected device family | intended_device_family | Quartus® Primeプロジェクトで設定したデバイスと一致するデバイスを指定します。機能シミュレーションでのみこのパラメーターを使用します。 |
1 DCFIFO_MIXED_WIDTHSモードでのみで使用可能。
2 DCFIFOモードでのみ適用可能です。
3 SCFIFOモードでのみ適用可能です。