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1. MAX® 10エンベデッド・メモリーの概要
2. MAX® 10エンベデッド・メモリーのアーキテクチャーと機能
3. MAX® 10エンベデッド・メモリーのデザイン検討事項
4. RAM: 1-PORT IP コア・リファレンス
5. RAM: 2-PORT IP コア・リファレンス
6. ROM: 1-PORT IPコア・リファレンス
7. ROM: 2-PORT IPコア・リファレンス
8. シフトレジスター(RAMベース)IP コア・リファレンス
9. FIFO IPコア・リファレンス
10. ALTMEMMULT IPコア・リファレンス
11. MAX 10 エンベデッド・メモリー・ユーザーガイドの追加情報
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3.3. パワーアップ状態およびメモリーの初期化
初期パワーアップ値を評価するロジックをデザインしている場合、次の表にリストしているように、異なるタイプのメモリーブロックのパワーアップ状態を考慮します。
メモリータイプ | 出力レジスタ ー | パワーアップ値 |
---|---|---|
M9K | Used | ゼロ(クリア) |
Bypassed | ゼロ(クリア) |
.mifの指定がない場合、 Quartus® PrimeソフトウェアはRAMセルをデフォルトで 0 に初期化します。
すべてのメモリーブロックは.mifによる初期化をサポートします。デザインでメモリーをインスタンス化する際、 Quartus® Primeソフトウェアで.mifファイルを作成し、RAM IP でそれらの使用を指定することができます。メモリーが事前に初期化されている(たとえば.mifを使用して)場合でも、パワーアップ時に出力はクリアされています。パワーアップ以後の読み出しによってのみ、事前に初期化された値が出力されます。
メモリー初期化をサポートするのは、次の MAX® 10コンフィギュレーション・モードのみです。
- メモリー初期化を伴うシングル圧縮イメージ
- メモリー初期化を伴うシングル非圧縮イメージ
注: メモリー初期化機能は、 MAX® 10 FlashおよびAnalog機能オプションでのみサポートされています。