MAX 10の汎用I/Oのユーザーガイド

ID 683751
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

3.8. ガイドライン:兼用コンフィグレーション・ピン

ユーザーモードでコンフィグレーション・ピンをユーザーI/O ピンとして使用するには、以下のガイドラインに従う必要があります。
表 21.   MAX® 10 デバイスの兼用コンフィグレーション・ピンのガイドライン
ガイドライン ピン
初期化中のコンフィギュレーション・ピン:
  • 外部I/Oドライバをトライステートにし、外部プルアップ抵抗をドライブする10 または
  • または、外部I/O ドライバーを使用して、ピンを外部ウィークプルアップ抵抗と同じ状態に駆動する
  • nCONFIG
  • nSTATUS
  • CONF_DONE
JTAGピン
  • JTAGEN ピンを使用してユーザーI/O ピンとJTAG ピンの機能を交互に切り替えるのであれば、すべてのJTAG ピンがシングルエンドのI/O ピンまたは電圧リファレンス形式のI/O ピンとして割り当てられている必要がある。推奨の入力バッファーはシュミットトリガー入力
  • JTAG ピンのいずれかを差動I/O ピンとして割り当てた場合、ユーザーモードでJTAG ピンがJTAG ピンとして動作できない
  • JTAG プログラミング中はJTAG ピンを専用ピンとして使用する必要があり、ユーザーI/O ピンとして使用することはできない
  • 初期化の段階でJTAG ピンをトグルすることはできない
  • 初期化の前に最低5 クロックサイクル間、テスト・アクセス・ポート(TAP)コントローラ―をリセット状態にし、TDI ピンとTMS ピンをHigh に、TCK ピンをLow に駆動する
  • TDO
  • TMS
  • TCK
  • TDI
重要: JTAG ピン共有機能をイネーブルする場合は、すべてのJTAG ピンをシングルエンドのI/O ピンまたは電圧リファレンス形式のI/O ピンとして割り当てます。
10 外付けのウィークプルアップ抵抗を取り外す場合、Intelはデバイスがユーザー・モードに入った後に外付けのウィーク・プルアップ抵抗を取り外すことを推奨します。