MAX 10の汎用I/Oのユーザーガイド

ID 683751
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

2.4.3.1. OCTキャリブレーション

OCTキャリブレーション回路は、出力バッファの総インピーダンスをRUPピンとRDNピンに接続された外部抵抗と比較します。この回路は、出力バッファ・インピーダンスを外部抵抗と一致するまで動的に調整します。

各キャリブレーション・ブロックに、RUPピンとRDNピンのペアがあります。

キャリブレーションの間、RUPピンとRDNピンはそれぞれ外部25 Ω、34 Ω、40 Ω、48 Ω、または50 Ω抵抗を介して、対応するオンチップ直列抵抗値25 Ω、34 Ω、40 Ω、48 Ω、および50 Ω向けに接続されます。

  • RUPVCCIOに接続される
  • RDNGNDに接続される

OCTキャリブレーション回路は、コンパレータを使用して外部抵抗を内部抵抗と比較します。OCTキャリブレーション・ブロックは、バッファ・インピーダンスを動的に調整するにあたってコンパレータの出力を使用します。

キャリブレーション中、RUPピンとRDNピンの抵抗は変化します。外部キャリブレーション抵抗を介した最大電流を見積もるには、RUPおよびRDNピン上の最小抵抗を0 Ωと仮定します。