MAX 10の汎用I/Oのユーザーガイド

ID 683751
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

5.2. アルテラGPIO ライトのインタフェース信号

指定したパラメータ設定に応じて、アルテラGPIO ライト IPコアにさまざまなインタフェース信号を使用することができます。
表 26.  パッド・インタフェース信号パッド・インタフェースは、アルテラGPIO ライト IPコアをパッドに接続します。
信号名 入力/出力 説明
pad_in 入力

入力パスを使用する場合の入力パッド・ポートです。

pad_in_b 入力

入力パスを使用し、真の差動バッファまたは擬似差動バッファを有効にする場合の負の入力パッド・ポートです。

pad_out 出力

出力パスを使用する場合の出力パッド・ポートです。

pad_out_b 出力

出力パスを使用し、真の差動バッファまたは擬似差動バッファを有効にする場合の負の出力パッド・ポートです。

pad_io 双方向

双方向パスを使用する場合の双方向パッド・ポートです。

pad_io_b 双方向

双方向パスを使用し、真の差動バッファまたは擬似差動バッファを有効にする場合の負の双方向パッド・ポートです。

表 27.  データ・インタフェース信号データ・インタフェースは、アルテラGPIO ライト IPコアからFPGAコアへの入力インタフェースまたは出力インタフェースです。
信号名 入力/出力 説明
din 入力

入力ピンから受信するデータです。

各入力ピンの信号幅を以下に示します。

  • DDRモード — 2
  • その他のモード — 1
dout 出力

出力ピンを介して送信するデータです。

各出力ピンの信号幅を以下に示します。

  • DDRモード — 2
  • その他のモード — 1
oe 入力

出力バッファを有効にするコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。

nsleep 入力

入力バッファを有効にするコントロール信号です。この信号はアクティブLowです。

この信号は、10M1610M2510M4010M50デバイスで使用可能です。

表 28.  クロック・インタフェース信号このクロック・インタフェースは、入力クロック・インタフェースです。このインタフェースは、コンフィギュレーションに応じて異なる信号から構成されます。アルテラGPIO ライト IPコアは0、1、2、または4つのクロック入力を有することができます。クロック・ポートは、クロック信号の実際の作用を反映するために、それぞれのコンフィギュレーションにおいて異なったものになります。
信号名 入力/出力 説明
inclock 入力

入力パスのレジスタを駆動する入力クロックです。

inclocken 入力

データがクロック・インされた際の制御をするコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。

outclock 入力

出力パスのレジスタを制御する入力クロックです。

outclocken 入力

データがクロック・アウトされた際の制御をするコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。

表 29.  リセット・インタフェース信号リセット・インタフェースは、アルテラGPIO ライト IPコアをDDIOに接続します。
信号名 入力/出力 説明
aclr 入力

レジスタの出力ステートを0にセットする、非同期クリア向けのコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。

aset 入力

レジスタの出力ステートを1にセットする、非同期プリセット向けのコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。

sclr 入力

レジスタ出力を0にセットする、同期クリア向けのコントロール信号です。この信号はアクティブHighです。