MAX 10の汎用I/Oのユーザーガイド

ID 683751
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

2.3.2. プログラム可能なI/Oバッファ機能

MAX® 10のI/Oバッファは、幅広い、プログラム可能な機能を提供します。これらの機能により、I/O使用の柔軟性を高め、また、プルアップ抵抗やダイオードといった外部ディスクリート・コンポーネントの使用量を削減するための選択肢を提供します。
表 6.   MAX® 10 でサポートされるプログラマブルI/Oバッファ機能および設定のまとめ
機能

Setting

条件 アサインメント名 サポートされるI/O規格
オープン・ドレイン On、Off(デフォルト) この機能を有効にするにはOPNDRNプリミティブを使用する
  • 3.0 V3.3 V LVTTL
  • 1.2 V1.5 V1.8 V2.5 V3.0 V3.3 V LVCMOS
  • SSTL-2SSTL-18SSTL-15SSTL-135
  • 1.2 V1.5 V1.8 V HSTL
  • HSUL-12
  • 3.0 V PCI
Bus-Hold On、Off(デフォルト) ウィーク・プルアップ抵抗機能を使用する場合にはディセーブルされる Enable Bus-Hold Circuitry
プルアップ抵抗 On、Off(デフォルト) バス・ホールド機能を使用する場合にはディセーブルされる Weak Pull-Up Resistor
Slew Rate Control 0(低速)1(中程度)2(高速)。デフォルトは2 OCTを使用する場合にはディセーブルされる Slew Rate
  • 3.0 V LVTTL
  • 1.2 V1.5 V1.8 V2.5 V、および3.0 V LVCMOS
  • SSTL-2SSTL-18SSTL-15
  • 1.2 V1.5 V1.8 V HSTL
  • 差動SSTL-2、差動SSTL-18、差動SSTL-15
  • 差動1.2 V1.5 V1.8 V HSTL
PCI Clamp Diode On (入力ピンに対してデフォルト)、Off ( 3.0 V PCI以外の出力ポートに対してデフォルト) PCI I/O
  • 3.0 V3.3 V LVTTL
  • 2.5 V3.0 V3.3 V LVCMOS
  • 3.0 V PCI
  • 2.5 V3.0 V3.3 Vシュミット・トリガ
プリエンファシス 0(ディセーブル)、1(イネーブル)。デフォルトは1 Programmable Pre-emphasis
  • LVDS
  • RSDS
  • PPDS
  • Mini-LVDS
差動出力電圧 0(低)、1(中)、2(高)。デフォルトは2 Programmable Differential Output Voltage (VOD)