インテル® Agilex™ エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 4/25/2022
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ドキュメント目次

3.4. 電源投入時の状態とメモリーの初期化についての考慮事項

デザインロジックで電源投入時の初期値を評価する場合は、異なるタイプのメモリーブロックにおける電源投入時の状態を考慮します。
表 16.  エンベデッド・メモリー・ブロックにおける電源投入時の初期値
メモリータイプ 出力レジスター 電源投入時の値
MLAB 使用される 0 (クリアされている)
バイパスされる メモリーコンテンツを読み出し
M20K 使用される 0 (クリアされている)
バイパスされる 0 (クリアされている)
eSRAM 使用される 未定義

.mifでメモリーコンテンツを指定しない限り、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアはデフォルトで、 インテル® Agilex™ デバイスのエンベデッド・メモリー・ブロックを0に初期化します。

MLABおよびM20Kのエンベデッド・メモリー・ブロックは、.mifを使用する初期化をサポートします。メモリーが事前に初期化されている (.mifなどを使用して) 場合でも、メモリーは出力がクリアされた状態で起動します。