インテル® Agilex™ エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 4/25/2022
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ドキュメント目次

4.3.9. SCFIFOおよびDCFIFOのShow-aheadモード

読み出し要求 (rdreq) 信号の読み出しアクセス動作は、NormalモードもしくはShow-aheadモードを選択することにより設定することができます。

Normalモードの場合、FIFO Intel® FPGA IPコアは、rdreqポートを通常の読み出し要求として処理し、ポートがアサートされた際にのみ読み出し動作を実行します。

Show-aheadモードの場合、FIFO Intel® FPGA IPコアは、rdreqポートを読み出し肯定応答として処理し、emptyがLowの際に、rdreq信号をアサートすることなくFIFO Intel® FPGA IPコア内の有効なデータの最初のワードを自動的に出力します。rdreq信号をアサートすることにより、FIFO Intel® FPGA IPコアは次のデータワードを出力します (利用可能な場合)。

図 37. Normalモードの波形

データは、rdreqのアサート後に表示されます。

図 38. Show-aheadモードの波形

データは、rdreqがアサートされる前に表示されます。