インテル® Agilex™ エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 4/25/2022
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ドキュメント目次

3.1. メモリーブロックの選択についての考慮事項

インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは、デザインのスピードとサイズの制約に基づき、ユーザーが定義するメモリーをエンベデッド・メモリー・ブロックに自動的に分割します。 例えば、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでは、メモリーを利用可能な複数のメモリーブロックに分散することで、デザインのパフォーマンスを向上させることが可能です。

MLABの場合は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用し、エミュレーションを介してシングルポートSRAMを実装することができます。エミュレーションにより、ロジックリソースの追加使用が最小限に抑えられます。

MLABの兼用アーキテクチャーのため、ブロックには、データ入力レジスター、出力レジスター、および書き込みアドレスレジスターのみがあります。MLABは、ALMから読み出しアドレスレジスターを取得します。
注: インテル® Agilex™ デバイスの場合、許可されている割り当て位置はM20K_X<number>_Y<number>_N<number> ですが、Resource Property Editorとタイミング・アナライザーは、M20Kブロックの位置をEC_X<number>_Y<number>_N<number> として報告します。エンベデッド・セル (EC) は、M20Kブロックのサブロケーションです。