インテルのみ表示可能 — GUID: vgo1440131021739
Ixiasoft
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2.13. インテル® Agilex™ でサポートされるエンベデッド・メモリーIP
IP | サポートされるメモリーモード | M20Kのサポート | MLABのサポート | eSRAMのサポート | 説明 |
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RAM: 1-PORT Intel® FPGA IP | シングルポートRAM | あり | あり | なし | 一度に実行できる読み出しまたは書き込み動作は1つだけです。 読み出しイネーブルポートを使用して、書き込み動作時のRAM出力ポートの動作を制御します。
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RAM: 2-PORT Intel® FPGA IP | シンプル・デュアルポートRAM | あり | あり | なし | 異なる位置への1つの読み出し動作と1つの書き込み動作を同時に実行することができます。すなわち、書き込み動作がポートAで発生し、読み出し動作がポートBで発生している状態です。 |
RAM: 2-PORT Intel® FPGA IP | トゥルー・デュアルポートRAM | あり | なし | なし | ポートの2つの動作を任意の組み合わせで行うことができます (シングルクロック・モードで2つの読み出し、2つの書き込み、または1つの読み出しと1つの書き込み)。 |
RAM: 4-PORT Intel® FPGA IP | シンプル・クアッドポートRAM | あり | なし | なし | 異なる位置への2つの読み出し動作と2つの書き込み動作を同時に行うことができます。この場合、書き込みアドレスはaddress_aおよびaddress_b信号/ポートで指定され、読み出しアドレスはaddress2_aおよびaddress2_b信号/ポートで指定されます。 |
ROM: 1-PORT Intel® FPGA IP | シングルポートROM | あり | あり | なし | 1つのアドレスポートのみを読み出し動作で利用可能です。 メモリーブロックをROMとして使用することができます。
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ROM: 2 PORT Intel® FPGA IP | デュアルポートROM | あり | なし | なし | デュアルポートROMには、シングルポートROMとほぼ同じ機能のポートがあります。違いは、デュアルポートROMには読み出し動作にアドレスポートが追加されることです。 メモリーブロックをROMとして使用することができます。
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Shift Register (RAM-based) Intel® FPGA IP | — | あり | あり | なし | メモリーブロックをシフト・レジスター・ブロックとして使用し、ロジックセルと配線リソースの使用を抑えます。 このモードは、ローカル・データ・ストレージを必要とするDSPのアプリケーションで有効です。これには、有限インパルス応答 (FIR) フィルター、擬似乱数発生器、マルチチャネル・フィルタリング、自己相関関数および相互相関関数などがあります。従来、ローカル・データ・ストレージは標準的なフリップフロップで実装されますが、大きなシフトレジスターでは多数のロジックセルが消費されます。 入力データ幅 (w)、タップ長 (m)、およびタップ数 (n) でシフトレジスターのサイズ (w × m × n) が決まります。メモリーブロックをカスケード接続することで、より大きなシフトレジスターを実装することができます。 |
FIFO Intel® FPGA IP | — | あり | あり | なし | メモリーブロックは、FIFOバッファーとして使用することができます。SCFIFOおよびDCFIFOの機能を使用し、シングルクロックまたはデュアルクロックの非同期FIFOバッファーをデザインに実装します。 サイズが小さく深さが浅いFIFOバッファーを多数備えるデザインでは、MLABはFIFOモードに最適です。ただし、MLABは混合幅のFIFOモードをサポートしません。 |
eSRAM Intel® FPGA IP | — | なし | なし | あり | eSRAMメモリー (大容量メモリー) を使用し、単一の読み出しおよび書き込み手法を実行します。eSRAMメモリーには 4つのポートがあります。各 ポートには専用の書き込みアドレスと読み出しアドレスがあり、書き込みイネーブルと読み出しイネーブルの制御信号で読み出しおよび書き込み動作を動的に制御します。 |