インテル® Agilex™ エンベデッド・メモリー・ユーザーガイド

ID 683241
日付 4/25/2022
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ドキュメント目次

4.2.3. eSRAM Intel Agilex FPGA IPのパラメーター

このパラメーターを使用することで、実装するチャネルを選択することができます。
表 33.  eSRAM Intel Agilex FPGA IPのパラメーター・エディター: Generalタブ
パラメーター 選択可能な値 詳細
インターフェイス
Interface
  • Enable Port 0
  • Enable Port 1
  • Enable Port 2
  • Enable Port 3
On/Off eSRAMに対して有効にするチャネルを指定します。eSRAMごとに 4つのポートがあります。
  • Enable Port 0 - このオプションは、eSRAMのポート0を有効にします。
  • Enable Port 1 - このオプションは、eSRAMのポート1を有効にします。
  • Enable Port 2 - このオプションは、eSRAMのポート2を有効にします。
  • Enable Port 3 - このオプションは、eSRAMのポート3を有効にします。
表 34.  eSRAM Intel Agilex FPGA IPのパラメーター・エディター: Portタブ
パラメーター 選択可能な値 詳細
チャネル幅と深度
How wide should the data bus be? データバスの幅を指定します。
  • 1から 64ビット
How many words of memory?

ポートのNビット・ワード数を指定します。この値を使用して、オンにするバンクの数を導出します。残りのバンクは、省電力の目的でシャットダウンされます。有効にされるバンク数は、ポートの深さを1024で割った値に等しくなります。この1024は各バンクの深さです。

注: 有効になっていないバンクにアドレス指定を試みると、発生するデータはランダムになり、値を伴いません。
ポートの機能
Enable Write Forwarding On/Off 書き込み転送を有効にします。これにより、eSRAM内の同じアドレスへの書き込みおよび読み出し時のデータの一貫性が保証されます。書き込み転送では、書き込みポート上に存在するデータを取り出し、読み出しポートに読み出しデータとして転送します。

書き込み転送される読み出しデータには、通常の読み出しと同じ時間が必要です。読み出しロジックは、ターゲットのアドレスに格納されているデータを使用しません。ただし、データはアドレスに書き込まれます。