インテル® Agilex™ デバイス・データシート

ID 683301
日付 6/02/2021
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ドキュメント目次

HPS SPIのタイミング特性

表 79.   インテル® Agilex™デバイスのSPIマスターのタイミング要件

rx_sample_dly レジスターをプログラムすることで、入力遅延のタイミングを調整することができます。

仕様ステータスについては、データシートのステータスの表を参照してください。

シンボル 説明 最小値 標準値 最大値 単位
Tspi_ref_clk SPI内部リファレンス・クロックの周期。l4_main_clk から供給されます。 2.5 ns
Tclk SPIM_CLKクロック周期 16.67 ns
Tdutycycle SPIM_CLKデューティー・サイクル 45 50 55 %
Tck_jitter SPIM_CLK出力ジッター 2 %
Tdio マスター出力スレーブ入力 (MOSI) 出力スキュー -3 2 ns
Tdssfrst 88 最初のSPIM_CLKエッジにアサートされたSPI_SS_N (1.5 × Tclk) – 2 ns
Tdsslst 88 SPI_SS_Nへデアサートされた最後のSPIM_CLKエッジ Tclk  – 2 ns
Tsu 89 SPIM_CLKキャプチャー・エッジに関するSPIM_MISOセットアップ時間 5.0 – (rx_sample_dly × Tspi_ref_clk)90 ns
Th 89 SPIM_CLKキャプチャー・エッジに関する入力ホールド 1.3 + (rx_sample_dly × Tspi_ref_clk) ns
図 4. SPIマスター出力のタイミング図
図 5. SPIマスター入力のタイミング図
表 80.   インテル® Agilex™デバイスのSPIスレーブのタイミング要件仕様ステータスについては、データシートのステータスの表を参照してください。
シンボル 説明 最小値 標準値 最大値 単位
Tspi_ref_clk SPI内部リファレンス・クロックの周期。l4_main_clk から供給されます。 2.5 ns
Tclk SPIM_CLKクロック周期 30 ns
Tdutycycle SPIM_CLKデューティー・サイクル 45 50 55 %
Td マスター入力スレーブ出力 (MISO) 出力スキュー (2 × Tspi_ref_clk) + 3 (3 × Tspi_ref_clk) + 11 ns
Tsu マスター出力スレーブ入力 (MOSI) セットアップ時間 4 ns
Th マスター出力スレーブ入力 (MOSI) ホールド時間 9 ns
Tsuss 最初のSPIM_CLKエッジにアサートされたSPI_SS_N Tspi_ref_clk + 4.2 ns
Thss SPI_SS_Nへデアサートされた最後のSPIM_CLKエッジ Tspi_ref_clk + 4.2 ns
図 6. SPIスレーブ出力のタイミング図
図 7. SPIスレーブ入力のタイミング図
88 SPI_SS_Nの動作は、Motorola SPI、TI SSP、またはMicrowireの動作モードによって異なります。
89 キャプチャー・エッジは動作モードによって異なります。Motorola SPIの場合、キャプチャー・エッジはscpolレジスタービットに応じて立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジになります。TI SSPの場合、キャプチャー・エッジは立ち下がりエッジとなり、Microwireの場合は、キャプチャー・エッジは立ち上がりエッジとなります。
90 rx_sample_dly の有効な値の範囲は1から64です (単位はTspi_ref_clkのステップです)。