インテル® Agilex™ デバイス・データシート

ID 683301
日付 6/02/2021
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ドキュメント目次

推奨動作条件

表 7.   インテル® Agilex™デバイスの推奨動作条件

この表には、インテル® Agilex™デバイスで予期される定常電圧値が一覧表示されています。すべての電源ランプは水平状態にならず厳密に単調である必要があります。

仕様ステータスについては、データシートのステータスの表を参照してください。

シンボル 説明 条件 最小値5 標準値 最大値5 単位
VCC コア電源電圧 SmartVID6 : –1V、–2V、–3V、–3E、–4X (標準) – 3% 0.70 – 0.907 (標準) + 3% V
固定電圧: –4F 0.776 0.8 0.824 V
VCCP ペリフェラル回路電源 SmartVID6: –1V、–2V、–3V、–3E、–4X (標準) – 3% 0.70 – 0.907 (標準) + 3% V
固定電圧: –4F 0.776 0.8 0.824 V
VCCPT I/O PLLおよびI/Oプリドライバー用の電源 1.71 1.8 1.89 V
VCCRCORE CRAM電源 1.14 1.2 1.26 V
VCCH アドバンスト・インターフェイス・バス (AIB) 電源 EタイルおよびPタイルデバイス 0.87 0.9 0.93 V
RタイルおよびFタイルデバイス 0.776 0.8 0.824 V
VCCH_SDM SDMブロック・トランシーバーのデジタル・パワー・センス 0.87 0.9 0.93 V
VCCIO_PIO_SDM 8 バンク3AのSDMブロックI/Oバンク・パワー・センス 1.5 V 1.455 1.5 1.545 V
1.2 V 1.14 1.2 1.26 V
VCCIO_SDM SDMブロックのコンフィグレーション・ピン電源 1.71 1.8 1.89 V
VCCL_SDM SDMブロックのコア電源電圧 0.776 0.8 0.824 V
VCCFUSEWR_SDM SDMブロックのヒューズ書き込み電源 1.75 1.8 1.85 V
VCCPLLDIG_SDM SDMブロックのPLLデジタル電源 0.776 0.8 0.824 V
VCCPLL_SDM SDMブロックのPLLアナログ電源 1.71 1.8 1.89 V
VCCBAT 9 バッテリー・バックアップ電源電圧 (デザイン・セキュリティー揮発性キーレジスター用) 1 1.8 V
VCCADC ADC電圧センサー電源 1.71 1.8 1.89 V
VCCIO_PIO I/Oバンク電源 1.5 V 1.455 1.5 1.545 V
1.2 V 1.14 1.2 1.26 V
VCCA_PLL I/Oクロック・ネットワーク電源 1.14 1.2 1.26 V
VI 10 DC入力電圧 VCCIO_PIO = 1.2 V -0.3 VCCIO_PIO + 0.3 V
VCCIO_PIO = 1.5 V 0 1.7 V
VCCIO_SDM、VCCIO_HPS = 1.8 V -0.3 VCCIO_SDM + 0.3、VCCIO_HPS + 0.3 V
VO 出力電圧 0 VCCIO_PIO V
TJ 動作ジャンクション温度 拡張 0 100 °C
工業用 –4011 100 °C
tRAMP 12 13 電源ランプ時間 標準POR 200 μs 100 ms
5 この値は、通常のデバイス動作中にPCB電源とグランドボールの間で測定された必要な電圧を表しています。電圧リップルには、レギュレーターのDCリップルと動的ノイズの両方が含まれます。
6 インテル® Agilex™ SmartVIDデバイス専用のPower Management Bus (PMBus*) 電圧レギュレーターの使用は必須です。PMBus*電圧レギュレーターおよびインテル® Agilex™ SmartVIDデバイスは、PMBus*を介して接続されます。
7 標準の値は、SmartVIDでプログラムされた値に基づいています。
8 VCCIO_PIO_3Aと同じ電圧レベルで電源を入れる必要があります。Avalon®-ST ×16/×32コンフィグレーション・スキームを使用する場合は、1.2 Vで供給する必要があります。
9 常にVCCBATの電源を入れる必要があります。インテル® Agilex™デバイスでデザイン・セキュリティー機能を使用しない場合は、VCCBATを1.8 V電源に接続します。
10 この値は、入力コンフィグレーションおよびトライステート出力コンフィグレーションの両方に適用されます。ピン電圧を外部から最大値より高く引き上げないでください。
11 Eタイルでは、–40°Cから100°Cまでの動作温度範囲をサポートします。ただし、Eタイル・トランシーバーでは、低温で起動するときのキャリブレーション手順のため、–40°Cから–20°Cまでの間はエラー率が高くなる可能性があります。したがって、Eタイルプロトコル準拠のトランシーバー・リンクの推奨動作温度範囲は、–20°Cから100°Cとなります。最大温度上昇率は毎分2°Cです。
12 tRAMPは個々の電源のランプ時間であり、すべての組み合わせた電源のランプ時間ではありません。
13 AS高速モードをサポートするには、インテル® Agilex™デバイスへのすべての電源供給が推奨動作条件の10 ms以内に完全にランプアップする必要があります。