F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite Intel® FPGA IP ユーザーガイド

ID 711009
日付 9/30/2024
Public
ドキュメント目次

5.1. クロック

このセクションでは、F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite のクロックドメインについて説明します。

F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite と対応するソフト CPU サブシステムは、フリーランニングのシステムクロックで動作します。システムクロックは、トランシーバー・クロックから独立しています。トランシーバーのリファレンス・クロックを動的に変更しても、F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite とソフト CPU には影響しません。

IP は、3 つのクロックドメインで構成されています。次の図では、それぞれのクロックドメインが異なる色で表されています。IP 内のクロック・ドメイン・クロッシングはすべて、内部で同期されます。
  • クロックドメイン #1: ダイナミック・リコンフィグレーション・ポート
  • クロックドメイン #2: Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・アービター (AVMM アービター) およびダイナミック・リコンフィグレーション (DR) CSR
  • クロックドメイン #3: ソフトCPU ( Nios® コアを含む)
図 24.  F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite のクロック