F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite Intel® FPGA IP ユーザーガイド

ID 711009
日付 9/30/2024
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ドキュメント目次

4.13. プロファイル番号の特定

複数のダイナミック・リコンフィグレーション・プロファイルが含まれるデザインにおいて、QSF ファイルでリコンフィグレーション ID が指定されていない場合は、<project directory>/support_logic ディレクトリーにある .h ヘッダーファイルを調べ、各プロファイルの番号を特定することができます。ファイル名の規則は <design name>__ip_insts_<tile location>.h です。

図 22. ヘッダーファイル例次の図は、ヘッダーファイルの例を示しています。この例には、複数の F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite インスタンスが含まれます。この図に示されているプロファイルは、例: ダイナミック・リコンフィグレーションのプログラミング・シーケンス のセクションで説明されている例とは無関係であることに注意してください。
上の例では、デザインに 41 の個別のプロファイルが含まれており、複数の IP インスタンスに分散していることが分かります。また、 Quartus® Prime プロ・エディション・ソフトウェアは、プロファイル 1 を次に示す階層の IP インスタンスに割り当てています。
CEG_EX_V4__MY_MR_CPRI24G_2_INST_1__CPRIPHY_MR_F_0__PROFILE_1__CPRIPHY_FTILE_1
この IP インスタンスをこのプロファイルで動的にリコンフィグレーションする場合は、Next Profile 1 レジスターを 15’h1 でプログラミングします。プログラミング・シーケンスは、例: ダイナミック・リコンフィグレーションのプログラミング・シーケンス のセクションで説明されています。
ヒント: すべてのプロトコル IP において現在ロードされているプロファイルが実際のプロファイル割り当てに一致していることを把握する必要がある場合は、現在アクティブなプロファイル番号をデザイン内のスクラッチパッド・レジスターに書き込むことができます。Dynamic Reconfiguration Suite IP は、すべてのアクティブなプロファイルの記録を維持しません。この方法は、アプリケーションにおいて任意の時点でアクティブなプロファイルを把握する必要がある場合に役立ちます。