F-Tile Dynamic Reconfiguration Suite Intel® FPGA IP ユーザーガイド

ID 711009
日付 9/30/2024
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ドキュメント目次

1.2. デザインの考慮事項

  • リコンフィグレーションは、特定のトポロジー内でのみ利用可能です。異なるトポロジー間でのリコンフィグレーションはサポートされていません。
  • リコンフィグレーションは、F タイルのアーキテクチャーと PMA および FEC Direct PHY IP のユーザーガイドで指定されているフラクチャー規則によって異なります。例えば、200G フラクチャーを 2 つの独立した 100G フラクチャーに分けることができます。
  • 切り替えはすべて、デジタル・データ・パス・リセットをアサートし、PMA を無効にすることにより、ニュートラル状態で実行する必要があります。
  • コンフィグレーションはいずれも、SerDes レートのリコンフィグレーションをサポートします。ただし、レートが特定のシリアル化係数に対して正当であり、使用されているシステムクロックと一致している場合に限ります。
  • ワイヤレス IP のダイナミック・リコンフィグレーションは、TX および RX データパスに対称的に適用されます。
  • PMA Direct は、TX データパスと RX データパスの間で等しい PMA 幅をサポートします。ただし、CPRI は、PMA Direct の 20 ビット幅を PCS Direct の 32 ビット幅または FEC+PCS Direct の 32 ビット幅と組み合わせてサポートします。
  • ダイナミック・リコンフィグレーションをサポートする IP はすべて、F タイルのシステムクロックに適応させる必要があります。リファレンス・クロック・ピンや周波数を含め、F タイルのシステム PLL を動的にリコンフィグレーションすることはできません。
  • デバッグ・ツールキット (NPDME、ETK、および TTK) を使用すると、ダイナミック・リコンフィグレーションが成功しないことがあります。インテルでは、動的にリコンフィグレーションするプロトコル IP でのこれらのツールキットの使用を推奨していません。

  • FGT 属性アクセス方式によって内部シリアル・ループバックが有効になっている FGT プロトコル IP では、シリアル・ループバックを無効にしてから次のターゲット・プロファイルへのダイナミック・リコンフィグレーション操作を実行する必要があります。ダイナミック・リコンフィグレーションの動作前に内部シリアル・ループバックを無効にしないと、プロトコル IP の機能障害につながることがあります。
  • リコンフィグレーション ID はグローバルに定義されます。これらはデザインごとに一意である必要がありますが、タイルごとに一意である必要はありません。例えば、デザインが 2 つの個別の DR グループで構成されており、それらが異なるタイル位置にある場合、2 つの DR グループに割り当てられるリコンフィグレーション ID の値は、一意である必要があります。異なるタイルにある DR グループのリコンフィグレーション ID の重複は許可されません。
  • F タイルの FGT PMA と FHT PMA の混在は、「排他的」ダイナミック・リコンフィグレーション・グループではサポートされていません。