AN 766: インテル® Stratix® 10デバイス 高速信号インターフェイス・レイアウトのデザイン・ガイドライン

ID 683132
日付 3/12/2019
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ドキュメント目次

CFP2コネクターエリアのレイアウト

これらは、CFP2コネクターとホスト・コンプライアンス・ボードに接続されたPCB部分を含むシミュレーションの差動TDR結果です。TDRの結果は、次のコンフィグレーションに基づいています。

  • GNDカットアウトなし
  • 単一GNDレイヤーのカットアウト
  • CFP2高速信号パッド直下の2つのGNDレイヤーのカットアウト

ホストPCB配線のインピーダンスは100 Ωです。

図 71. 部分HCB、CFP2コネクター、およびTDR差動インピーダンスの結果を含むホストPCBのシミュレーション構造TDR差動インピーダンスの結果は、ホストPCBからのものです。この間、HCBポートは終端しています。

次の図で示している差動TDRは、CFP2フルチャネル用の インテル® Arria® 10デバイス搭載SIボードで実際に測定されたものです。2つのGNDレイヤーのカットアウトが、高速コネクターパッド直下にあります。差動インピーダンスの減少は、PCBへのCFP2コネクター遷移で約8.5 Ωです。

図 72. CFP2コネクターでの インテル® Arria® 10デバイスPCBレイアウト
図 73. CFP2コネクターおよびHCBを含む インテル® Arria® 10デバイスCFP2フルチャネルのTDR差動インピーダンス
図 74.  インテル® Arria® 10デバイスCFP2チャネルの挿入損失およびリターン損失のパフォーマンスこの図では、図 72 の例を、ベア・ホスト・ボードのみで使用しています。

SPパフォーマンスの測定を単一のTXペアと単一のRXペアの両方に対して行いました。このペアはいずれもCFP2仕様を満たしています。