AN 766: インテル® Stratix® 10デバイス 高速信号インターフェイス・レイアウトのデザイン・ガイドライン

ID 683132
日付 3/12/2019
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ドキュメント目次

Option1レイアウトとOption2レイアウトのパフォーマンス比較

バージョンB Molex 2.4 mm SMAコネクターの図にあるバージョンB SMAコネクターモデルは、バージョンA 2.4 mm SMAコネクターの推奨レイアウトデザインの図およびバージョンB 2.4 mmコネクターの起動の図にある推奨レイアウトデザインOption1とOption2の両方に実装されています。ConnectorモデルとHost PCB のごく一部だけが、このシュレーションとパフォーマンスの比較に含まれています。シミュレーションの両方で同様のスタックアップ材料を使用しています。また、メインPCB配線はレイヤー7上です。信号ビアの高さには、約6 milのわずかな違いがあります (Option1レイアウトの信号ビアの高さは、Option2の信号ビアの高さよりも約6 mil高くなっています)。ビアの挿入損失点からは、14 GHzで約0.18 dBの差があります。これは、Option1とOption2の両方の推奨レイアウトデザインでのバージョンB SMAコネクターのシングルエンド挿入損失比較。 (14 GHzで0.18 dB改善) で示しているとおりです。

図 92. Option1とOption2の両方の推奨レイアウトデザインでのバージョンB SMAコネクターのシングルエンド挿入損失比較 (14 GHzで0.18 dB改善)。

Option 1 = バージョンA SMA 2.4 mmコネクターの推奨PCBレイアウトデザイン

Option 2 = バージョンB SMA 2.4 mmコネクターの推奨PCBレイアウトデザイン

ビアのポイントからの挿入損失は、14 GHzで約0.18 dB改善されます。

図 93. Option1 とOption2の両方の推奨レイアウトデザインでのバージョンB SMAコネクターのシングル・エンド・リターン損失比較 (14 GHzで4.5 dB改善)。

Option 1 = バージョンA SMA 2.4 mmコネクターの推奨PCBレイアウトデザイン

Option 2 = バージョンB SMA 2.4 mmコネクターの推奨PCBレイアウトデザイン

ビアのポイントからのリターン損失は、14 GHzで約4.5 dB改善されます。