AN 766: インテル® Stratix® 10デバイス 高速信号インターフェイス・レイアウトのデザイン・ガイドライン

ID 683132
日付 3/12/2019
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ドキュメント目次

2.4 mmコネクターを使用したチャネル向けPCBデザイン・ガイドライン

2.4 mmコネクターを使用してチャネルをデザインする場合は、次のガイドラインに従ってください。

  • スタックアップおよび配線レイヤーの選択については、PCBスタックアップ選択のガイドラインの章を参照してください。
  • インテルでは、95 Ωの緩やかな差動、または47.5 Ωのシングルエンドの配線トレース・インピーダンスを推奨します。FPGAでのブレークアウト配線については、 FPGAファンアウト領域の章を参照してください。
  • 挿入損失とクロストークを最小限に抑えるため、可能な限り最短の配線を使用してください。
  • ACカップリング・キャパシターのレイアウトおよび最適化ガイドラインの章のACカップリング・レイアウトのデザインガイドを参照してください。これは、すべてのRXパスにはACキャパシターが必要だからです。
  • すべてのTXおよびRXパスの長さ (2 ps未満) は、必要に応じてマッチングさせます。FPGAでの長さマッチング方法については、高速信号PCB配線に関する推奨事項の章を参照してください。
  • すべてのトランシーバー信号ビアにバックドリルを使用します。
  • Molexコネクターおよびカットアウトは、Molexによって作成された標準的な推奨事項です。これは表面実装コネクターです。また、信号ビアには常にバックドリルがあり、これにより最上位レイヤーから内側のレイヤーに信号を転送します。