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4.5.2. ADC–FPGAサブシステムのリセットシーケンス
図 22. ADC–FPGAサブシステムのリセットシーケンスのタイミング図
推奨されるADC – FPGAサブシステムの起動シーケンスは、次のとおりです。
- JESD204BサブシステムのコンバーターとFPGAにフリーランニングの安定したリファレンス・クロックを提供します。コンバーターのリファレンス・クロックはデバイスクロックです。 インテル® は、FPGA用に4つのリファレンス・クロックを推奨しています。
- 最初のリファレンス・クロックは、トランシーバーのキャリブレーション・クロックです。
- インテル® Stratix® 10デバイスの場合、これはキャリブレーション・エンジンの OSC_CLK_1 ピンのクロックです。
- インテル® Arria® 10および インテル® Cyclone® 10 GXデバイスの場合、これはキャリブレーション・エンジンの CLKUSR ピンのクロックです。
- Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイスの場合、これはトランシーバー・リコンフィグレーション・コントローラーのクロックです。
- 2番目のリファレンス・クロックは、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスおよびJESD204B IPコア Avalon® メモリーマップド・インターフェイスの管理クロックです。
- インテル® Arria® 10、 インテル® Cyclone® 10 GX、および インテル® Stratix® 10デバイスでダイナミック・リコンフィグレーションのオプションがイネーブルになっている場合、このリファレンス・クロックはJESD204B IPコアの reconfig_clk 入力ポートに接続されます。
- 3番目のリファレンス・クロックはトランシーバーのリファレンス・クロックです。
- インテル® Stratix® 10の場合、トランシーバー専用リファレンス・クロック入力ピンでリファレンス・クロックを提供する必要があります。
- インテル® Arria® 10、 インテル® Cyclone® 10 GX、 Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイスでは、デバイスクロックとトランシーバー・リファレンス・クロックを共有する場合、このクロックはコアPLL ( インテル® Arria® 10および インテル® Cyclone® 10 GXデバイス用のIOPLL Intel® FPGA IPコア、および Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイス用のPLL Intel® FPGA IPコア) のリファレンス・クロックとしても使用されます (図 20 を参照)。
- 4番目のリファレンス・クロックは、コアPLLリファレンス・クロック (デバイスクロック) です。
- インテル® Stratix® 10の場合、IOバンクの専用リファレンス・クロック入力ピンでリファレンス・クロックを提供する必要があります。
- インテル® Arria® 10、 インテル® Cyclone® 10 GX、 Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイスでは、デバイスクロックとトランシーバー・リファレンス・クロックを共有しない場合、これがコアPLL ( インテル® Arria® 10および インテル® Cyclone® 10 GXデバイス用のIOPLL Intel® FPGA IPコア、および Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイス用のPLL Intel® FPGA IPコア) のリファレンス・クロックになります (図 20 を参照)。
- 最初のリファレンス・クロックは、トランシーバーのキャリブレーション・クロックです。
- FPGAをコンフィグレーションします。RXトランシーバー・チャネルをリセット状態に保持します。
- インテル® Arria® 10および インテル® Cyclone® 10 GXデバイスでは、FPGAがコンフィグレーションされる前にトランシーバーCDRのリファレンス・クロックが使用できない場合、RXトランシーバー・チャネルをリセット状態に保持し、リファレンス・クロックが安定した後にRXトランシーバー・チャネルのユーザー・キャリブレーションを実行する必要があります。トランシーバー・チャネルのユーザー・キャリブレーションの詳細については、 インテル® Arria® 10または インテル® Cyclone® 10 GXトランシーバーPHYユーザーガイドのキャリブレーションの章を参照してください。
- FPGAをコンフィグレーションする前または後に、SPIインターフェイスを介してADCをプログラムできます。次の手順に進む前に、ADC PLLがロックされていることを確認してください。
- FPGAデバイスのクロックコアPLLがリファレンス・クロックにロックされていることを確認します。
- FPGA RXトランシーバー・チャネルのリセットをデアサートします。これを行うには、Transceiver PHY Reset Controllerのリセット入力ピンをデアサートします。
- トランシーバーのリセットが解除されると ( インテル® FPGA Transceiver PHY Reset Controllerからの rx_ready 信号がアサートされる)、IPコアの Avalon® メモリーマップド・インターフェイスのリセットをデアサートします。デフォルトのIPコアレジスター設定を変更する必要がある場合、サブシステムはコンフィグレーション・フェーズでJESD204B IPコアをプログラムできます。
- IPコアのリンクリセットとトランスポート層のフレームリセットの両方をデアサートします。
- サブクラス1の場合、RXリンクのリセットがデアサートされたときにクロック・ジェネレーターからの連続 SYSREF パルスが存在する場合、ADC-RXリンクが初期化されます。SYSREF パルスが存在しない場合は、クロック・ジェネレーターをトリガーして SYSREF パルスを提供し、リンクを初期化します。サブクラス0の場合、ADCがプログラムされ、RXリンクリセットがデアサートされた後にリンクが初期化されます。