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4.3.4. リンクの再初期化
JESD204B TXおよびRX IPコアでは、リンクの再初期化をサポートしています。
リンクの再初期化には、次の2つのエントリーモードがあります。
- ハードウェアによるリンクの再初期化:
- TXの場合、5フレームと9オクテットを超える SYNC_N を受信すると、リンクの再初期化がトリガーされます。
- RXの場合、コードグループ同期の損失、フレーム・アライメント、およびレーン・アライメント・エラーにより、IPコアは SYNC_N をアサートし、リンクの再初期化を要求します。
- ソフトウェアによるリンクの再初期化 - TXおよびRX IPコアの両方で、ソフトウェアはリンクの再初期化を要求できます。
- TXの場合、IPコアは/K/文字を送信し、レシーバーが SYNC_N をアサートして CS_INIT ステートに入ったことを示すのを待ちます。
- RXの場合、IPコアは SYNC_N をアサートして、リンクの再初期化を要求します。
ハードウェアによるリンクの再初期化は、デバッグ目的で csr_link_reinit_disable レジスターを介してグローバルにディスエーブルすることができます。
ハードウェアによるリンクの再初期化は、エラータイプと割り込みエラーイネーブルに応じて、割り込みとして発行できます。ローカルのタイミング・リファレンスにおける位相変化の結果としてレーンのミスアライメントが検出された場合、ソフトウェアはこの割り込みトリガーに依存してLMFCリアライメントを開始できます。リアライメントのプロセスは、最初に SYSREF を再サンプリングし、次にリンクの再初期化要求を発行することによって発生します。