インテルのみ表示可能 — GUID: bhc1411116887138
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4.1.1.3. ユーザー・データ・フェーズ
ユーザー・データ・フェーズでは、フレームの最後とマルチフレームの最後での文字置換が日和見的に挿入されるため、データ帯域幅の追加のオーバーヘッドはありません。
スクランブルされていないデータの文字置換
IPコアでの非スクランブル・モードの文字置換は、次のJESD204B仕様規則に従います。
- 前のフレームの最後のオクテットに等しいフレームの終わり (マルチフレームの終わりとは一致しない) で、トランスミッターはオクテットを/F/文字 (K28.7) に置き換えます。ただし、アライメント文字が前のフレームで送信された場合は、元のオクテットがエンコードされます。
- 前のフレームの最後のオクテットに等しいマルチフレームの終わりに、前のフレームで制御文字がすでに送信されていても、トランスミッターはオクテットを/A/文字 (K28.3) に置き換えます。
レーン同期をサポートしていないデバイスの場合、/F/文字の置換のみが行われます。フレームの終わりごとに、マルチフレームの終わりが前のフレームの最後のオクテットに等しいかどうかに関係なく、トランスミッターは上記の規則に適合する場合、オクテットを/F/文字 (K28.7) としてエンコードします。
スクランブルされたデータの文字置換
IPコアでのスクランブル・データの文字置換は、次のJESD204B仕様規則に従います。
- 0xFC (D28.7) に等しいフレームの終わり (マルチフレームの終わりとは一致しない) で、トランスミッターはオクテットを/F/文字 (K28.7) としてエンコードします。
- 0x7Cに等しいマルチフレームの最後で、トランスミッターは現在の最後のオクテットを/A/文字 (K28.3) に置き換えます。
レーン同期をサポートしていないデバイスの場合、/F/文字の置換のみが行われます。フレームの終わりごとに、マルチフレームの終わりが0xFC (D28.7) に等しいかどうかに関係なく、トランスミッターは、上記の規則に適合する場合、オクテットを/F/文字 (K28.7) としてエンコードします。