JESD204B Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683442
日付 8/18/2022
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ドキュメント目次

2.4. IPバリエーション

JESD204B IPには、3つのコア・バリエーションがあります。
  • JESD204B MACのみ
  • JESD204B PHYのみ
  • JESD204B MACおよびPHY

複数のADCおよびDACコンバーターがあるサブシステムでは、インテルQuartus Prime開発ソフトウェアを使用してトランシーバーをマージし、それらをトランシーバー・アーキテクチャーにグループ化する必要があります。例えば、それぞれ4つのレーンを持つJESD204B TX IPの2つのインスタンスと、それぞれ2つのレーンを持つJESD204B RX IPの4つのインスタンスを作成するには、次のオプションのいずれかを適用できます。

  • MACおよびPHYオプション
    1. 4レーンのJESD204B TX IPおよび2レーンのJESD204B RX IPを生成します。
    2. 目的のコンポーネントをインスタンス化します。
    3. インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用してPHYレーンをマージします。
  • MACのみおよびPHYのみのオプション - 上記のコンフィグレーションに基づき、デュプレックス・モードには合計8つのレーンがあります。
    1. 合計8レーンのJESD204B Duplex PHYを生成します。(このコンフィグレーションではチャネルが結合されているため、TXスキューが減少します。)
    2. 4レーンのJESD204B TX MACを生成し、それを2回インスタンス化します。
    3. 2レーンのJESD204B RX MACを生成し、それを4回インスタンス化します。
    4. JESD204B TX MACおよびRX MACをJESD204B Duplex PHYに接続するためのラッパーを作成します。
注: TXとRXのデータレートが異なる場合、トランシーバーはデュプレックス・モードでデュプレックスPHYを生成できません。この場合、RXデータレートでRX専用PHYを生成し、TXデータレートでTX専用PHYを生成する必要があります。