インテルのみ表示可能 — GUID: hil1495493436897
Ixiasoft
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2.5.2. トランシーバーPLLの追加
IPコアをハードウェアでコンパイルし、正常に機能させるためには、外部TXトランシーバーPLLが2つ必要です。ATX PLLは、必要なデータレートをサポートします。
コンフィグレーションするトランシーバーPLLは、デバイス上に物理的に存在しますが、IPコアではそのコンフィグレーションや接続はしません。必要なATX PLLの数は2つです。各ATX PLLは、2つのトランシーバー・チャネルのクロックを駆動します。
ATX PLLをメインATX PLLとしてコンフィグレーションする方法は、次のとおりです。
- L-Tile/H-Tile Transceiver ATX PLL FPGA IPを選択します。
- パラメーター・エディターで、次のパラメーター値を設定します。
- VCCR_GXB and VCCT_GXB supply voltage for the Transceiverを1_1Vに設定します。
- Primary PLL clock output bufferをGXT clock output bufferに設定します。
- Enable GXT clock output port to above ATX PLL (gxt_output_to_abv_atx) またはEnable GXT clock output port to below ATX PLL (gxt_output_to_blw_atx) をオンにします。
- Enable GXT local clock output port (tx_serial_clk_gxt) をオンにします。
- Enable GXT clock buffer to above ATX PLLをオンにします。
- GXT output clock sourceをLocal ATX PLLに設定します。
- PLL output frequencyを12890.625 MHzに設定します。トランシーバーにより、デュアル・エッジ・クロッキングを実行します。これには、PLLからの入力クロックの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方を使用します。その結果、このPLL出力周波数設定により、トランシーバーを介した25.78125Gbpsのデータレートがサポートされます。
- PLL auto mode reference clock frequencyをPHY Reference Frequencyパラメーターに指定した値に設定します。
- ATX PLL operation modeをドロップダウンからGXT modeに設定します。
- Enable GXT local clock output port (tx_serial_clk_gxt) を設定します。
- GXT output clock sourceをドロップダウンからLocal ATX PLLに設定します。
- Enable GXT output portにはInput from ATX PLL above (gxt_input_from_abv_atx) またはInput from ATX PLL below (gxt_input_from_blw_atx) を選択します。
- pll_refclk0 ピンを REFCLK ピンに接続します (GXTクロックバッファーATX PLLのリコンフィグレーションが、GXT送信PLLまたはGX送信PLLに対して行われない場合)。
2つのPLLのリファレンス・クロック入力ポートを同じクロックで駆動して、PMMの差を最小限に抑える必要があります。このクロックは、Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアのリファレンス・クロックを駆動するクロックと同じにすることができますが、必ずしも同じである必要はありません。
各PLLでは、2つあるLow Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアPHYリンクの tx_serial_clk 入力を駆動します。PLLからLow Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアへの接続は、次のとおりに行ってください。
PLL | PLL信号 | Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアの信号 |
---|---|---|
A | tx_serial_clk | tx_serial_clk[0] |
A | pll_locked | tx_pll_locked[0] |
B | tx_serial_clk | tx_serial_clk[1] |
B | pll_locked | tx_pll_locked[1] |
外部PLLをインスタンス化し接続する正しい方法を示すユーザーロジックについては、コンパイル・プロジェクトの例またはデザイン例を参照してください。