Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用

ID 683100
日付 5/21/2021
Public
ドキュメント目次

6.4.1. バックグラウンド・キャリブレーションのディスエーブル

インテル® Stratix® 10 Hタイル量産デバイスの場合、バックグラウンド・キャリブレーションをまずディスエーブルします。そのうえで、トランシーバー・コアのリコンフィグレーション・レジスターにアクセスします。 インテル® Stratix® 10 HタイルESデバイスおよび インテル® Stratix® 10 Lタイルデバイス (ESおよびプロダクション) のすべてのバリアントの場合は、バックグラウンド・キャリブレーションはありません。

インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョン19.2以降では、次の手順を使用してトランシーバー・コアのリコンフィグレーション・レジスターにアクセスします。

  1. 0X1 Avalon® メモリーマップドのコントロールおよびステータス・インターフェイスのレジスター 0x325[12] に書き込み、自動適応モジュールをIdleステートに保持します。
  2. 0x0 を、トランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータスレジスターのチャネル・オフセット・アドレスを使用して、レジスター 0x542[0] に書き込みます。これには、トランシーバー・リコンフィグレーションのAvalonメモリーマップド・インターフェイスを使用して、バックグラウンド・キャリブレーションをディスエーブルします。4つのレーンのいずれかのトランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータス・レジスターにアクセスする前に、4つのレーンすべてに対してバックグラウンド・キャリブレーションをディスエーブルする必要があります。
  3. 例えば、トランシーバー・レジスターにアクセスして、トランシーバー・リコンフィグレーションを実行します。
  4. 完了したら、トランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータスレジスターのチャネル・オフセット・アドレスを使用して、0x10x542[0] に書き込みます。これには、トランシーバー・リコンフィグレーションのAvalonメモリーマップド・インターフェイスを使用して、バックグラウンド・キャリブレーションをイネーブルします。4つのレーンのいずれかのトランシーバー・コントロール・レジスターおよびステータスレジスターにアクセスした後、4つのレーンすべてに対してバックグラウンド・キャリブレーションをイネーブルする必要があります。
  5. 0x0 を、 Avalon® メモリーマップドのコントロールおよびステータス・インターフェイスのレジスター 0x325[12] に書き込み、自動適応モジュールをIdleステートからリリースします。