インテルのみ表示可能 — GUID: xbz1497394151647
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: xbz1497394151647
Ixiasoft
5. リセット
外部ハードリセット csr_rst_n をアサートすると、すべてのControlレジスターおよびStatusレジスターが元の値に戻ります。これには、統計情報カウンターも含まれます。追加の専用リセット信号により、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスがリセットされます。
一般的なリセット信号によりリセットする機能は次のとおりです。
- soft_tx_rst、tx_rst_n: IPコアをTX方向にリセットします。TX PCS、TX MAC、およびトランシーバーのデジタル部分をリセットします。このリセットにより、tx_lanes_stable 出力信号がデアサートされます。
- soft_rx_rst、rx_rst_n: IPコアをRX方向にリセットします。RX PCSとRX MACをリセットします。このリセットにより、rx_pcs_ready 出力信号がデアサートされます。
- sys_rst、csr_rst_n: IPコアをリセットします。TXおよびRX MAC、PCS、およびトランシーバーをリセットします。
注: csr_rst_n により、統計情報カウンターを含むControlレジスターおよびStatusレジスターがリセットされます。sys_rst は、ControlレジスターおよびStatusレジスターをリセットしません。このリセットにより、tx_lanes_stable および rx_pcs_ready 出力信号がデアサートされます。
さらに、同期 reconfig_reset 信号では、IPコア・トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスおよびAvalon-MMインターフェイスをリセットします。関連クロック reconfig_clk では、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスをクロッキングします。
システムの考慮事項
システムリセットは、IPコアの動作を開始する前に実行する必要があります。そのためには、できれば csr_rst_n 信号をアサートします。
送信リセットのアサートは、ダウンストリーム・レシーバーが整列済みの状態で行うと、レシーバーのアライメントが失われます。ダウンストリーム・レシーバーでは、ロックを失う前に、不正な形式のフレームを受信する可能性があります。
受信リセットのアサートは、アップストリーム・トランスミッターによるパケット送信中に行うと、送信中のパケットが破損します。
ATX PLLがロックを失うと、IPコアでは、送信側を強制的にリセットします。ATX PLLがロックを取得した後、IPコアでは送信リセットをデアサートします。
IPコアでシリアルリンクの信号が失われると、受信リセットがアサートされます。