Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用

ID 683100
日付 5/21/2021
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ドキュメント目次

4.7. 自動適応

自動適応では、Transceiver PHY IPのRX PMA適応を制御します。

自動適応モジュールによって制御される自動適応では、rx_is_lockedtodata 信号を継続的にポーリングします。rx_is_lockedtodata 信号をLowにアサートすると、自動適応モジュール・ステートマシンがトリガーされます。自動適応ステートマシンは、rx_is_lockedtodata 信号がHighをアサートするのを待ちます。アサートされて安定すると、自動適応はレジスター 0x14c にアクセスしてRX PMA適応を開始します。RX PMAの適応と特定のレジスターの詳細については、LタイルおよびHタイル・トランシーバーPHYユーザーガイドを参照してください。

Hタイル量産デバイスの自動適応およびバックグラウンド・キャリブレーションは、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスへのアクセスを共有します。自動適応がトランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスへのアクセスを取得したい場合、(同じトランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスへの) バックグラウンド・キャリブレーション・アクセスをディスエーブルします。

HタイルESデバイスでは、バックグラウンド・キャリブレーションはサポートされていません。自動適応モジュールは、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスに直接アクセスできます。
注: トランシーバーのツールキットがトランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスにアクセスする場合は、0x325[12] ビットをプログラムすることによって、自動適応ステートマシンをアイドルステートに保つ必要があります。バックグラウンド・キャリブレーションをディスエーブルする手順については、バックグラウンド・キャリブレーションのディスエーブル を参照してください。