AN 847: デザインブロックを再利用したSignal Tapのチュートリアル: インテル® Arria® 10 FPGA開発ボード用

ID 683712
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

2.4. ステップ4 : パーティションのエクスポートとブラック・ボックス・ファイルの作成

コンパイル後、コア・パーティションをエクスポートし、サポートするブラック・ボックス・ポート定義ファイルを作成します。 このチュートリアルでは最後のスナップショットを再利用します。
  1. Project > Export Design Partitionをクリックします。 Partition nameblinking_led_topを選択し、final Snapshotをエクスポート用に選択します。
  2. blinking_led_top.qdbPartition Database Fileになっていることを確認し、 OKをクリックします。エクスポートした最後の blinking_led.qdb では、コンシューマー・プロジェクトで再利用されたデベロッパー・プロジェクトからの配置配線情報を保持します。
  3. ブラック・ボックス・ファイルを作成するには、File > Newをクリックし、Design FilesSystemVerilog HDL Fileを選択してOKをクリックします。
  4. 作成するファイルに含めるのは、エクスポートするパーティションのポート定義と前のステップで作成したパーティション境界ポートです。

    VerilogパラメーターまたはVHDLジェネリックを定義に必ず含めてください。ブラック・ボックス・ファイルのポート定義は、元のポート定義とまったく同じにする必要があります。ロジックRTLは含めません。

    module blinking_led_top( output [3:0] value, input clock, output db_count_0, output db_count_1, output db_count_2, output db_count_24, output db_value_0, output db_value_1, output db_value_2, output db_value_3 ); endmodule
  5. ブラック・ボックス・ファイルを blinking_led_bb.sv として保存します。このファイルを保存するときは、Add file to current projectオプションをオフにします。