AN 847: デザインブロックを再利用したSignal Tapのチュートリアル: インテル® Arria® 10 FPGA開発ボード用

ID 683712
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

4.5. ステップ5 : ルート・パーティションのコンパイルとエクスポート、およびコンシューマー・プロジェクトへのファイルのコピー

ルート・パーティションをエクスポートするときは、PRCパーティションの外部にあるすべてのリソースを含めます。SLD JTAG Bridge Hostを含むPRC内のロジックはエクスポートされません。

  1. Compilation Dashboardで Compile Designをクリックします。
    チェックマーク によって、Compilerモジュールの終了が示されます。
  2. ルート・パーティションを .qdb ファイルにエクスポートするには、Project > Export Design Partitionをクリックします。root_partitionPartition nameに、finalSnapshotに選択し、Include entity-bound SDC files for the selected partitionをオンにします。
  3. root_partition.qdb および top.sdc ファイルを Root_Partition_Reuse/Consumer/ ディレクトリーにコピーします。
    エンティティーにバインドされた .sdc ファイルを含めるのにパーティション・エクスポートを使用する場合は、エンティティーにバインドされていないトップレベルの .sdc ファイルのみをコピーする必要があります。トップレベル・デザインでは、解析のみに制約を使用し、ロジックや配線は駆動しません。

ルート・パーティションを再利用する場合、コンシューマーは、 root_partition.qdbtop.sdc ファイルをコンシューマー・プロジェクトに統合します。またコンシューマーは、個別の .sdc ファイルを含めて、PRCパーティションで使用するロジックを制限することもできます。

Logic Lock (Standard) 境界は、コンシューマー・プロジェクトのChip Plannerに参照用に表示されます。コンシューマーはこの領域を変更することはできません。