AN 847: デザインブロックを再利用したSignal Tapのチュートリアル: インテル® Arria® 10 FPGA開発ボード用

ID 683712
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

4.8. ステップ8 : Signal Tapによるハードウェアの検証

  1. Signal TapウィンドウでFile > Openをクリックし、前の手順で作成した stp_root_partition.stp ファイルを開きます。
  2. 開発キットが電源が入っていて、Signal Tap Logic Analyzerを開くマシンに接続されていることを確認します。
  3. JTAG Chain Configurationをセットアップし、Instance ManagerReady to acquireであることを確認します。
    詳細については、コア・パーティションの再利用デバッグ (デベロッパー) チュートリアル・モジュール内のステップ`8:Signal Tapによるハードウェアの検証を参照してください。
  4. Bridge IndexNone Detectedに設定されていることをJTAG Chain Configurationウィンドウで確認します。
  5. トリガー条件を設定するには、count[0]count[1]count[2]、およびcount[3]信号を選択し、Trigger Conditionsの列を右クリックしてFalling Edgeを選択します。
  6. 解析を実行するにはInstance Managerの横のアイコンをクリックします。
    解析が終了すると、Waveformタブにキャプチャしたデータが表示されます。
  7. ルート・パーティション内のノードの遷移を確認します。
    図 10. デベロッパー・プロジェクトのルート・パーティション・ノードの波形

このチュートリアル・デザインでは、count[3:0] 信号はルート・パーティション内のカウンターを表し、top_LED信号はボード上の緑色のLEDを表しています。これもトップレベル (ルート) デザインにマッピングされます。トリガーがアクティブになった後は、top_LEDビットの1つのみが常にLowになります。

ルート・パーティションの再利用が成功した場合、コンシューマー・プロジェクトでは、デベロッパー・プロジェクトと同じ動作をして、ルート・パーティションの .qdb ファイルをデベロッパー・プロジェクトからインポートする必要があります。