AN 847: デザインブロックを再利用したSignal Tapのチュートリアル: インテル® Arria® 10 FPGA開発ボード用

ID 683712
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

5.6. ステップ6 : Signal Tapによるルート・パーティションのハードウェア検証

  1. インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを開いた場所からシェルに移動します。
  2. シェルで、 a10_pcie_devkit_design_block_reuse_stp/Root_Partition_Reuse/Consumer ディレクトリーに移動してから、次のコマンドを実行します。
    quartus_stp top --create_signaltap_hdl_file --stp_file \ stp_root_partition.stp
  3. Signal TapウィンドウでFile > Openをクリックし、前の手順で作成した stp_root_partition.stp ファイルを開きます。
  4. 開発キットが電源が入っていて、Signal Tap Logic Analyzerを開くマシンに接続されていることを確認します。
  5. Bridge IndexNone Detectedに設定されていることをJTAG Chain Configurationウィンドウで確認します。
  6. トリガー条件を設定するには、count[0]count[1]count[2]、およびcount[3]信号を選択し、Trigger Conditionsの列を右クリックしてFalling Edgeを選択します。
  7. 解析を実行するにはInstance Managerの横のアイコンをクリックします。
    解析が終了すると、Waveformタブにキャプチャしたデータが表示されます。
  8. ルート・パーティション内のノードの遷移を確認します。
    図 12. コンシューマー・プロジェクトのルート・パーティション・ノードの波形

このチュートリアル・デザインでは、count[3:0] 信号はルート・パーティション内のカウンターを表し、top_LED信号はボード上の緑色のLEDを表しています。これもトップレベル (ルート) デザインにマッピングされます。トリガーがアクティブになった後は、top_LEDビットの1つのみが常にLowになります。

実装が成功すると、コンシューマー・プロジェクトの動作はデベロッパー・プロジェクトと同じになります。