V シリーズFPGA デバイスにおけるCvP (プロトコル経由コンフィグレーション) 実装ユーザーガイド

ID 683889
日付 10/31/2016
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6.3.5. CvP Mode Control レジスター

表 31.  CvP Mode Control レジスター (バイトオフセット:0x220)
ビット 名称 リセット値 アクセス 説明
[31:16] 0x0000 RO 予約済み
[15:8] CVP_NUMCLKS 0x00 RW

これは、各CvP データライトに対して送信するクロック数です。これはCDRATIO (クロック対データ比) とも呼ばれます。

コンフィグレーション・イメージに応じて、このフィールドを以下のいずれかの値に設定します。

  • 非圧縮で暗号化されていないイメージの場合は、0x01
  • 非圧縮で暗号化されているイメージの場合は、0x04
  • すべての圧縮されたイメージの場合は、0x08
[7:3] 0x0 RO 予約済み
[2] CVP_FULLCONFIG 1'b0 RW 値1 は、制御ブロックがPCI Express 用ハードIP を含むFPGA 全体をリコンフィグレーションし、PCIe リンクを停止するリクエストを示します。
[1] HIP_CLK_SEL 1'b0 RW USER_MODE = 1 でPLD_CORE_READY = 1 の際、PMA とファブリック・クロック間で選択します。以下のエンコーディングが定義されています。
  • 1:CVP_MODE に必須のPMA からの内部クロックを選択する
  • 0:ソフト・ロジック・ファブリックからのクロックを選択する。この設定は、正しいクロックに接続するコンフィグレーション・ファイルを使用しファブリックをUSER_MODE でコンフィグレーションする場合にのみ使用すべきです。
CvP 実行中にクロックの切り替えが存在しないことを確認するには、PCI Express 用ハードIP が10 µs 間アイドル状態のときにのみこの値を変更し、変更後、実行を再開する前に10 µs 間待機すべきです。
[0] CVP_MODE 1'b0 RW PCI Express 用ハードIP がCVP_MODE であるかNormal モードであるかを制御します。以下のエンコーディングが定義されています。
  • 1:CVP_MODE はアクティブです。FPGA 制御ブロックへの信号はアクティブであり、すべてのTLP はConfiguration Space にルーティングされます。CVP_MODE は、CVP_EN = 0 の場合はイネーブル不可能です。
  • 0:IP コアはNormal モードにあり、TLP はFPGA ファブリックにルーティングされます。