V シリーズFPGA デバイスにおけるCvP (プロトコル経由コンフィグレーション) 実装ユーザーガイド

ID 683889
日付 10/31/2016
Public
ドキュメント目次

5.3. CvP 更新モードのデザイン手順について

CvP 更新モードは、 (前のモードと同様に) デザインをペリフェラル・イメージとコアイメージに分割します。最初に、従来のプログラミング・オプションを使用してイメージ全体 (ペリフェラルとコアの両方) をプログラムします。その後、PCI Express リンクを使用して、コアイメージの代替バージョンをダウンロードできます。

このモードは、CvP 設定Core update を選択してQuartus Prime ソフトウェアで指定します。次の図は、CvP 更新モードのハイレベルな手順を示しています。

図 35. CvP 更新モードのデザインフロー
注: CvP 更新モードを選択する場合は、PCI Express ハードIP 用のCMU PLL とハード・リセット・コントローラーを使用する必要があります。

デフォルトでは、FPGA がユーザーモードに入ると、元のstatic コアイメージのみを再プログラムできます。ユーザーモードで複数のコアイメージを使用する場合は、CvP Revision Design Flow を使用して、同じペリフェラル・イメージに接続する複数のコアイメージを作成できます。