使い始めユーザーガイド: インテル® Quartus® Prime プロ・エディション

ID 683463
日付 5/07/2018
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ドキュメント目次

4.2.5. SignalTap IIロジック・アナライザ・ファイルの編集

インテル® Quartus® Prime プロ・エディションは、エンティティ名、設定、および割り当ての新しい方法を紹介します。 これらの変更は、Signal Tap Logic Analyzerファイル(.stp)の処理に影響します。
他のQuartusソフトウェア製品で生成された.stpファイルを含むプロジェクトを移行する場合、次の変更を加えて インテル® Quartus® Prime プロ・エディションに移行する必要があります。
  1. .stpファイルからエンティティ名を削除します。 Signal Tap Logic Analyzerは、.stpファイル内のエンティティー名を無視しますが、無視します。 インテル® Quartus® Prime プロ・エディションへの移行のために、.stpファイルからエンティティ名を削除します。
    1. View > Node Finderをクリックして、適切なノードを見つけて削除します。 Node Finderオプションを使用してノードをフィルタリングします。
    2. Processing > Start > Start Analysis & Elaborationをクリックしてデータベースを再投入し、有効なノード名を追加します。
  2. ポストフィットノードを削除します。 インテル® Quartus® Prime プロ・エディションは他のQuartusソフトウェア製品とは異なるポストフィットノード命名方式を使用します。
    1. 他のQuartusソフトウェア製品に由来するポストフィット・タップ・ノード名を削除します。
    2. View > Node Finderをクリックして、ポストフィットノードを見つけて削除します。 Node Finderオプションを使用してノードをフィルタリングします。
    3. Processing > Start Compilationをクリックしてデータベースを再投入し、有効なポストフィットノードを追加します。
  3. GUIから インテル® Quartus® Prime プロ・エディションで初期コンパイルを実行します。 Compilerは、他のQuartusソフトウェア製品に由来するSignal Tapアサインメントを自動的に削除します。 あるいは、コマンドラインからquartus_stpをプロジェクト上で1回実行して、割り当てられていない割り当てを削除します。
    注: quartus_stpには インテル® Quartus® Prime プロ・エディションに移行の影響はありません。 スクリプトでは、移行のためにquartus_stpを変更する必要はありません。
  4. JTAG へのSDC制約を編集します。 インテル® Quartus® Prime プロ・エディションは、JTAG信号に向けたエンベデッドSDC制約はサポートしていません。デザインのJTAGドライバー(USB Blaster IIなど)およびボードに適合するよう、タイミング・テンプレートを編集します。