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2.1. インテル® Quartus® Primeプロジェクトの理解
2.2. 基本的なプロジェクト情報の表示
2.3. Compilation Dashboardの使用
2.4. Project Settingsの管理
2.5. ロジック・デザイン・ファイルの管理
2.6. タイミング制約の管理
2.7. インテル® FPGA IPコアの紹介
2.8. 他のEDAツールの統合
2.9. プロジェクトのエクスポート、アーカイブ、および移行
2.10. コンパイル結果に影響を与える要因
2.11. プロジェクト管理のベスト・プラクティス
2.12. APIのスクリプト
2.13. プロジェクト管理の改訂履歴
3.1. Quartus IIソフトウェアによるデザイン・プランニング
3.2. デザイン仕様の作成
3.3. 知的財産コアの選択
3.4. システムデザインにおけるPlatform Designerおよびスタンダード・インタフェースの使用
3.5. デバイスの選択
3.6. 開発キット リソース
3.7. デバイス・プログラミング/コンフィグレーションのプランニング
3.8. 消費電力の見積り
3.9. サードパーティー・シミュレーション・ツールの選択
3.10. オンチップ・デバッグ・プランニングのオプション
3.11. デザイン手法とHDLコーディング・スタイル
3.12. 高速合成の実行
3.13. インテル® Quartus® Primeソフトウェアによるデザイン・プランニングの改訂履歴
4.4.1. Verilogコンパイル・ユニットの確認
4.4.2. Entity Auto Discoveryの更新
4.4.3. 各ライブラリーへ個別に異なるVHDL Namespaceの作成
4.4.4. サポートされていないパラメーター・パッシングの削除
4.4.5. 未定義定数をWYSIWYGのインスタンス化から削除
4.4.6. 非標準のプラグマを削除する
4.4.7. 初期値宣言の前にオブジェクト宣言の実行
4.4.8. SystemVerilogファイルでのSystemVerilog機能の制約
4.4.9. Alwaysブロック内でアサインメントの混合使用の回避
4.4.10. 未接続ポートおよび存在しないポートの仕様の回避
4.4.11. 不正なパラメーター範囲の回避
4.4.12. VerilogおよびVHDLタイプのマッピングの更新
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2.7.2. IPコアの生成 (インテルQuartus Primeプロ・エディション)
インテルFPGA IPコアの設定を、 インテル® Quartus® Primeパラメーター・エディターで素早く行います。IP Catalog内の任意のコンポーネントをダブルクリックして、パラメーター・エディターを起動します。パラメーター・エディターを使用すると、IPコアのカスタム・バリエーションの定義ができます。パラメーター・エディターでは、IPバリエーションの合成とオプションのシミュレーション・ファイルを生成し、バリエーションを表す .ip ファイルをプロジェクトに自動的に追加します。
次の手順に従って、パラメーター・エディターでIPコアの場所の特定、インスタンス化、およびカスタマイズを行います。
- インテル® Quartus® Primeプロジェクト (.qpf) を作成するか、開き、インスタンス化されたIPのバリエーションを含めます。
- IP Catalog (Tools > IP Catalog) で、カスタマイズするIPコアの名前を探してダブルクリックします。特定のコンポーネントを検索するには、IP Catalog検索ボックスにコンポーネント名の一部または全部を入力します。New IP Variationウィンドウが表示されます。
- カスタムIPバリエーションの最上位の名前を指定します。IPバリエーション名やパスには空白を含めないでください。パラメーター・エディターは、 <your_ip> .ip. という名前のファイルにIPバリエーションの設定を保存します。OKをクリックするとパラメーター・エディターが表示されます。
図 17. IPパラメーター・エディター (インテル Quartus Prime プロ・エディション)
- パラメーター・エディターでパラメーター値を設定し、コンポーネントのブロック・ダイアグラムを表示します。下部のParameterization Messagesタブには、IPパラメーターのエラーが表示されます。
- 使用するIPコアにパラメーター値のプリセットが提供されている場合は、必要に応じてそれを選択します。プリセットにより、それぞれのアプリケーションの初期パラメーター値が指定されます。
- IPコアの機能、ポートのコンフィグレーション、およびデバイス固有の機能を定義するパラメーターを指定します。
- 他のEDAツールでIPコアファイルを処理するオプションを指定します。
注: 特定のIPコア・パラメーターの詳細に関しては、各IPコアのユーザーガイドを参照してください。 - Generate HDLをクリックして、Generationダイアログボックスを表示します。
- 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。合成ファイルおよびシミュレーション・ファイルが仕様に応じて生成されます。
- シミュレーション向けテストベンチを生成するには、Generate > Generate Testbench Systemをクリックします。テストベンチの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。
- コピーしてテキストエディターに貼り付けることができるHDLインスタンス化のテンプレートを生成するには、Generate > Show Instantiation Templateをクリックします。
- Finishをクリックします。 IPバリエーションを表すファイルをプロジェクトに追加するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、Yesをクリックします。
- IPバリエーションの生成とインスタンス化の完了後は、適切にピンを割り当て、ポートを接続します。
注: 一部のIPコアでは、IPコアのパラメーターに従って、異なるHDL実装を生成します。そのようなIPコアの基になるRTLには、固有のハッシュコードが含まれています。これにより、異なるバリエーションのIPコア間でのモジュール名の競合を防止します。この一意のコードは、IPコアのパラメーターを編集するか、IPコアのバージョンをアップグレードすると変わることがあります。シミュレーション環境でのこのような固有コードへの依存関係を回避するには、Generating a Combined Simulator Setup Scriptを参照してください。