Eタイル ハードIPユーザーガイド: イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPおよび EタイルCPRI PHYインテルFPGA IP

ID 683468
日付 5/17/2019
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ドキュメント目次

2.9.1.8.5. PTPタイムスタンプ形式およびTOD形式

イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPでは、PTPパケットで96ビットのタイムスタンプ (V2形式) または64ビットのタイムスタンプ (訂正フィールド形式) をサポートしています。IPコアの64ビット・タイムスタンプとTOD信号は、インテルによって定義済みの64ビット形式です。これは、V1形式とは異なり、ワンステップ処理訂正モードの効率を向上させます。

IPコアでは、すべての内部処理をV2形式で完了します。ただし、ワンステップ挿入モードでV1形式を特定のPTPパケットに指定すると、IPコアでは、適切なV1形式のタイムスタンプをイーサネット・リンク上の発信パケットに挿入します。

V2形式

IPコアでは、IEEE仕様に従って、次のようにTime-of-Day (TOD) をV2形式で維持します。

  • ビット [95:48] : 秒 (48ビット) 。
  • ビット [47:16] : ナノ秒 (32ビット) 。このフィールドは10億でオーバーフローします。
  • ビット [15:0] : ナノ秒の小数部 (16ビット ) 。このフィールドは真の少数です。0xFFFFでオーバーフローします。

V1形式

V1タイムスタンプ形式は、IEEE仕様で次のように指定されています。

  • ビット [63:32] : 秒 (32ビット) 。
  • ビット [31:0] : ナノ秒 (32ビット ) 。このフィールドは10億でオーバーフローします。

インテル 64ビットTOD形式

インテルの64ビットTOD形式は、V1形式とは異なり、より長い時間遅延をサポートし、透過型クロックシステムでの使用を目的としています。このシステムでは、各ノードで独自の滞留時間をシステム全体の現在の合計レイテンシーに追加します。この形式は、透過クロックモードで使用される場合は、パケット内の訂正フィールドの形式と一致します。

  • ビット [63:16] : ナノ秒 (48ビット) 。このフィールドで指定できる値は4秒以上です。
  • ビット [15:0] : ナノ秒の小数部 (16ビット) 。このフィールドは真の小数です。0xFFFFでオーバーフローします。

TODモジュールによる64ビットTOD情報のIPコアへの提供は、この64ビットTOD形式で行います。IPコアに対するすべての64ビット入力タイムスタンプおよびTOD信号の予想される形式は、インテル 64ビットTOD形式です。すべての64ビット出力タイムスタンプおよびIPコアからのTOD信号の形式は、インテル 64ビットTOD形式です。独自のTODモジュールを構築して、64ビットのTOD情報をIPコアに対して提供する場合、TOD情報の提供は、かならずインテル 64ビットTOD形式で行ってください。