インテルのみ表示可能 — GUID: shq1520013721169
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: shq1520013721169
Ixiasoft
2.8.2. RTLパラメーター
イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIP では、生成されたRTLにパラメーターを提供します。これを変更してIPコア・インスタンスに使用します。IPコア・バリエーションをパラメーター・エディターから生成すると、RTLモジュールが作成されます。デザインでは、このモジュールの複数のインスタンスをインスタンス化する場合があります。RTLパラメーター値は、各インスタンスに対して指定できます。各RTLパラメーターでは、IPコアの1つ以上のレジスターフィールドの初期値およびリセット値を決定します。
RTLパラメーターを使用すると、IPコア・インスタンスをカスタマイズして、IPコア・バリエーション用に選択したデフォルトや、同じIPコア・バリエーションの他のインスタンスと異なるものにすることができます。この機能により、デザインを微調整する際の電源投入後に再生成やレジスターの読み書きが不要になります。さらに、パラメーター値を指定して、それが複数のインスタンスで同一にならないようにします。例えば、インスタンスごとに異なるTX送信元アドレスを指定する際の関連するレジスターへの書き込みは不要です。
パラメーター |
パラメーターの説明 |
---|---|
すべてのIPコア・バリエーションで使用可能なパラメーター | |
sim_mode | IPコアをシミュレーション・モードにするかどうかを指定します。このモードでは、アラインメント・マーカー期間が短縮され、RX PCSアラインメントまでの時間を低減します。
このパラメーター値によって、次のレジスターフィールドの初期値およびリセット値が決定されます。
|
MAC+PCS IPコア・バリエーションのみで使用可能なパラメーター | |
rx_pause_daddr | PAUSEおよびPFCフレームの送信先アドレスを設定します。RX MACでは、このアドレスを使用して着信PAUSEフレームとPFCフレームが現在のIPコアに適用するかどうかをフィルタリングします。
このパラメーターの値によって、オフセット0x707および0x708での RX_PAUSE_DADDR レジスターの初期値およびリセット値が決まります。 |
source_address_insertion | IPコアによるサポートで、発信パケットの送信元アドレスを上書きするかどうかを選択します。この発信元アドレスは、IPコアがTX MACインターフェイス上で受信するものです。このとき使用するのは、オフセット0x40Cおよび0x40Dでの TXMAC_SADDR レジスター値です。
このパラメーターの値によって、オフセット0x40Aでの TXMAC_CONTROL レジスターの en_saddr_insert フィールド (ビット [3]) の初期値およびリセット値が決まります。 |
tx_pause_daddr | TX MACによってPAUSEおよびPFCフレームに挿入される送信先アドレスを設定します。このアドレスは、IPコアによってイーサネット・リンク上で送信され、TX MACクライアント・インターフェイス上の i_tx_pause 信号または i_tx_pfc[n] 信号のアサートに応答したものです。
このパラメーターの値によって、オフセット0x60Dと0x60Eでの TX_PFC_DADDR レジスターの初期値およびリセット値が決定されます。 |
tx_pause_saddr | TX MACによってPAUSEおよびPFCフレームに挿入される送信元アドレスを設定します。このアドレスは、IPコアによってイーサネット・リンク上で送信され、TX MACクライアント・インターフェイス上のi_tx_pause 信号または i_tx_pfc[n] 信号のアサートに応答したものです。
このパラメーターの値によって、オフセット0x60Fおよび0x610での TX_PFC_SADDR レジスターの初期値およびリセット値が決まります。 |
txmac_saddr | TX MACによってパケットに挿入される送信元アドレスを設定します。これは、ソースMACアドレス挿入がイネーブルのときにTX MACクライアント・インターフェイスに書き込まれます。
このパラメーターの値によって、オフセット0x40Cと0x40Dでの TXMAC_SADDR レジスターの初期値とリセット値が決まります。 |