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2.1.7. クロック・イネーブル信号
MAX® 10デバイスは、GCLKネットワーク・レベルでclkena信号をサポートします。これにより、PLLが使用されているときでもクロックをゲート・オフすることができます。出力クロックを再度イネーブルすると、回路がクロック・ネットワーク・レベルでクロックをゲート・オフするため、PLLは再同期または再ロック期間を必要としません。また、ループ関連のカウンタに影響しないため、clkena信号とは無関係にPLLをロック状態に維持することができます。
図 5. clkenaの実装
注: 出力ピンにPLLのC0出力を制御するclkena回路は、1個のレジスタではなく2個のレジスタと実装されます。
図 6. clkenaの実装(出力イネーブル)の波形例 clkena信号は、クロック(clkin)の立ち下がりエッジでサンプリングされます。この機能は、低消費電力またはスリープ・モードを必要とするアプリケーションに役立ちます。
また、clkena信号は、PLLの再同期中にシステムが周波数オーバーシュートを許容できない場合、クロック出力をディセーブルすることもできます。