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4.2.3. PLLダイナミック・リコンフィギュレーションの実装
PLLカウンタをリコンフィギュレーションするには、以下の手順を実行します。
- scandata(Dn)の最初のビットにシフトする前に、scanclkサイクル以上scanclkena信号をアサートします。
- シリアル・データ(scandata)をscanclkの2番目の立ち上がりエッジのスキャン・チェインにシフトします。
- 144ビットがすべてスキャン・チェインにスキャンされた後、scanclkena信号をディアサートして、スキャン・チェインのビットの偶発的なシフトを防ぎます。
- configupdate信号を1scanclkサイクルの間アサートし、PLLカウンタをスキャン・チェインのコンテンツで更新します。
scandone信号はHighになり、PLLがリコンフィギュレーションされていることを示します。立ち下がりエッジはPLLカウンタが新しい設定に更新されたことを示します。
- M、N、ポストスケール出力Cカウンタ、またはICP、R、およびCの設定を変更する場合は、areset信号を使用してPLLをリセットします。
- 手順1~5を繰り返して、PLLを何度でもリコンフィギュレーションすることができます。
図 26. PLLリコンフィギュレーション・スキャン・チェインの機能シミュレーション
カウンタのクロック周波数をリコンフィギュレーションする際、同じインタフェースを使用して対応するカウンタの位相シフト設定をリコンフィギュレーションすることはできません。位相シフトは、ダイナミック位相シフト・リコンフィギュレーション・インタフェースを使用してリアル・タイムでリコンフィギュレーションすることができます。クロック出力で同じ非ゼロ位相シフト設定(たとえば90°)を維持する場合、カウンタのクロック周波数をリコンフィギュレーションした後に位相シフトをリコンフィギュレーションする必要があります。