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3.3.3. ガイドライン:セルフ・リセット
PLLのロック時間は、デバイスのパワーアップ後、PLL出力周波数における遷移後、またはPLLのリセット後に、PLLがターゲットの周波数と位相関係を達成するにあたって必要な時間です。
PLLは、以下に示すような様々な理由でロックを喪失する可能性があります。
- 入力クロックにおける過度のジッタ。
- PLLのクロック入力における過度のスイッチング・ノイズ。
- 高い出力ジッタとロック喪失の原因となる、電源からの過度のノイズ。
- PLLへの入力クロックのグリッチまたは停止。
- PLLのaresetポートをアサートすることによるPLLのリセット。
- PLLのリコンフィギュレーションはMカウンタ、Nカウンタ、または位相シフトを遷移させる可能性があり、PLLのロック喪失の原因となります。ただし、ポストスケール・カウンタへの遷移は、PLLのlocked信号には影響しません。
- ロック範囲仕様外のPLL入力クロック周波数。
- PFDはpfdenaポートを使用してディセーブルされます。このとき、PLLの出力位相および周波数はロック・ウィンドウの外側にドリフトする傾向があります。
ALTPLL IPコアは、lockedというロック信号を使用してPLLのロック・プロセスをモニタすることを可能にし、また、ロック喪失でPLLをセルフ・リセットに設定することを可能にします。