MAX 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683047
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

6.1.6. ダイナミック位相コンフィギュレーションのパラメータ設定

ダイナミック位相コンフィギュレーション機能を有効にするパラメータ設定は、ALTPLL IPコア・パラメータ・エディタのPLL Reconfigurationページにあります。

表 20.  ダイナミック位相コンフィギュレーションのパラメータ・エディタ設定
パラメータ Value 説明
Create optional inputs for dynamic phase reconfiguration OnまたはOff

ダイナミック位相コンフィギュレーション機能を有効にするには、このオプションをオンにします。以下のポートが作成されます。

  • phasecounterselect[2..0]
  • phaseupdown
  • phasestep
  • scanclk
  • phasedone
Enable phase shift step resolution edit OnまたはOff

Output Clocksページで個々のPLL出力クロックのPhase shift step resolution(ps)の値を変更するには、このオプションをオンにします。

デフォルトでは、最高の位相シフト分解能の値はVCO周期の1/8です。VCO周波数がサポートされるVCO範囲の下限である場合、位相シフト分解能はデザインに適したものよりも大きくなることがあります。位相シフト・ステップ分解能を調整するには、このオプションを使用します。