MAX 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683047
日付 2/21/2017
Public
ドキュメント目次

4.1. altclkctrl IPコア

クロック・コントロール・ブロック(altclkctrl)IPコアは、クロック・コントロール・ブロックをコンフィギュレーションするためのクロック制御機能です。

altclkctrl IPコアの一般的なアプリケーションは以下のとおりです。

  • ダイナミック・クロック・ソースの選択—クロック・コントロール・ブロックを使用する際、グローバル・クロック・ネットワークを駆動するダイナミック・クロック・ソースを選択することができます。
  • クロック・ネットワークのダイナミック・パワーダウン—ダイナミック・クロック・イネーブルまたはディセーブル機能は、内部ロジックによるクロック・ネットワークのパワーダウンを可能にします。クロック・ネットワークがパワーダウンされると、クロック・ネットワークによって供給されるすべてのロジックはトグルしません。そのため、デバイス全体の消費電力量を低減します。

altclkctrl IPコアは、以下の機能を提供します。

  • クロック・コントロール・ブロックの動作モード仕様のサポート。
  • 入力クロック・ソース数の仕様のサポート。
  • アクティブHighのクロック・イネーブル・コントロール入力の提供。