MAX 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683047
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

3.1.1. ガイドライン:クロック・イネーブル信号

Intelでは、クロックソースをPLLまたはGCLKに切り替えるときにclkena信号を使用することを推奨しています。推奨されるシーケンスは次のとおりです。

  1. clkena信号をディアサートして、プライマリ出力クロックを無効にします。
  2. クロック・コントロール・ブロックのダイナミック選択信号を使用して、セカンダリ・クロックに切り換えます。
  3. セカンダリ・クロックの一部のクロック・サイクルがclkena信号の再アサート前に通過できるようにします。セカンダリ・クロックを有効にするまで待機するクロック・サイクルの正確な数はデザインによって異なります。異なるクロック・ソースを切り替える際、グリッチのない移行を確実にするためにカスタム・ロジックをビルドすることができます。